オーストラリア、日本、米国の総領事団がカントー市を訪問(写真:米国総領事館)。
ホーチミン市駐在の総領事3名、スーザン・バーンズ氏(米国)、サラ・フーパー氏(オーストラリア)、小野益男氏(日本)は、10月24日~25日にカントー市を訪問しました。訪問中、総領事はカントー市の指導者、カントー大学理事会、環境保護活動家、地元経済界と面会し、メコンデルタ地域、そしてインド太平洋地域全体への共通のコミットメントを強調しました。
総領事は10月24日にカントー市党書記のグエン・ヴァン・ヒュー氏およびカントー市人民委員会のチャン・ヴィエット・チュオン委員長と会談し、二国間および多国間の優先事項を強調しました。また、貿易、エネルギー、気候変動、保健、テクノロジー、教育といった様々な分野におけるカントー市のニーズに応えるため、3つの外交公館とカントー市との協力を強化する方法についても協議しました。
「今日、私たちはベトナムとのそれぞれの二国間パートナーシップを祝うだけでなく、協力して取り組むことの総合的な影響も祝います」とスーザン・バーンズ米国総領事は述べた。
「私たち三国はベトナムの成功に深く尽力しています。ベトナムの成功は私たちの成功であり、地域の安全と安定を確保する上でベトナムが果たす重要な役割を認識しています。私たちは、クリーンエネルギー、気候変動への耐性、農業、デジタル経済、貿易円滑化、医療、高等教育といったベトナムのニーズと優先事項に引き続き取り組んでいきます」とバーンズ総領事は断言しました。
「オーストラリア、日本、米国は、皆が協力し、ビジネスを行い、繁栄できる、開かれ、安定し、繁栄したインド太平洋地域の構築に共通のコミットメントを持っています。私たちは、2030アジェンダや持続可能な開発目標の推進を含め、ベトナムとこの地域の優先事項を満たす実践的な成果を上げることで、インド太平洋地域に積極的に貢献しています」と、サラ・フーパー在インド総領事は強調しました。
オーストラリア、日本、米国の総領事団がカントー大学を訪問(写真:米国総領事館)。
「日本は1969年以来、メコンデルタ各県とカントー市における農業・漁業の振興、そして気候変動への対応のため、カントー大学に政府開発援助(ODA)を提供してきました。本日の訪問は、多くの関係者が協力して革新的な方法で環境を保護しながら、この地域に新たな繁栄をもたらす大きな可能性を示すものです」と、小野益男在カントー日本国総領事は述べました。
総領事は10月25日にカントー大学を訪問し、メコンデルタ地域におけるベトナムとの協力プログラムについて視察を行いました。これらの協力プログラムは、気候変動への適応、汚染削減、環境浄化、教育に重点を置いています。また、総領事は著名な生態学者と共にメコン川を遊覧し、気候変動が地域社会に及ぼす影響を目の当たりにしました。さらに、ベトナムおよびメコン川下流域諸国の安定、平和、繁栄、そして持続可能な開発の促進に向けて、3か国がどのように支援できるかについての提案を検討しました。
総領事はまた、コカ・コーラ・ベトナムとオーシャン・クリーンアップの共同プロジェクトである河川清掃システム「インターセプター003」を視察しました。このシステムは、カントー川から毎日55トンの廃棄物を回収する能力を備えています。また、オーストラリア国際農業研究センター(AICAR)がサンライス・グループと共同で資金提供しているメコンデルタ稲研究所と、小規模農家向けの持続可能な米バリューチェーン構築のための研究施設も視察しました。
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