「AU平和安全保障理事会は、ニジェールの情勢変化とその対応の取り組みに関する最新情報を得るために会合を開く」とAUはXへの投稿で述べた。
ニジェールの抗議者が、追放されたモハメド・バズーム大統領の写真を掲げている。写真:France24
エチオピアの首都アディスアベバで開催された会議には、AU委員会、AU圏の高官のほか、ニジェールと西アフリカ圏ECOWASの代表らが出席した。
この会議はニジェールの情勢、特にECOWASが同国に軍事介入する可能性を検討するために開催された。
これに先立ち、AU平和安全保障理事会は、7月29日のニジェールのクーデターに関する会合で、「軍人は即時無条件で兵舎に戻り、最大15日以内に憲法上の権威を回復することを要求した」。
脅迫と外交努力にもかかわらず、ニジェールの軍事政権は権力を放棄する兆候を見せていない。さらに、追放されたモハメド・バズーム大統領を「反逆罪」と国家安全保障の弱体化の罪で訴追する準備も進めている。
有罪判決を受けた場合、バズーム氏はニジェール刑法に基づき死刑に処される可能性がある。軍事政権の報道官、アマドゥ・アブドラマネ大佐は国営テレビで、軍事政権は「起訴に必要な証拠を集めた」と述べた。
月曜日、ニジェールの首都ニアメの路上で、バズーム氏が有罪だと信じる住民がいた。「ニジェールの資源をすべて盗み、裏切った男には真の反逆罪がふさわしい」と、ニアメ在住のアサン・ザキテ氏は語った。
軍事政権は、バズム大統領の釈放と復職を求める西側諸国からの圧力に直面している。7月26日のクーデター直後、西アフリカ地域共同体(ECOWAS)は政権に対し7日以内に釈放するよう求めた。期限は既に過ぎているが、双方から何の行動も起こされていない。
ECOWASは月曜日、バズーム大統領に対する軍事政権による反逆罪の告発を非難し、挑発的で憲法秩序の平和的回復というECOWASの願望と矛盾していると述べた。
ECOWASは先週、軍の派遣を命じたが、ニジェールにいつ派遣されるか、あるいは派遣されるかどうかは不明である。アフリカ連合(AU)平和安全保障理事会は月曜日にこの問題について協議するため会合を開く。
フイ・ホアン(AP通信、USAトゥデイ、France24による)
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