9月3日午前、インドネシアのバンドン市で第44回ASEAN鉄道局長会議が開会されました。この会議のテーマは「デジタルイノベーションを通じた持続可能性の実現に向けて」です。これはASEAN鉄道各社が持ち回りで主催する年次行事です。ベトナム代表団はホアン・ジア・カン局長が率いました。
この会議は、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムを含むASEAN鉄道の総裁、管理者、運営者が、地域における鉄道システムの開発と有効活用に関する経験、地域における鉄道が直面している主要な問題の解決方法、地域鉄道プロジェクトの実施進捗状況の最新情報、およびASEAN鉄道間の協力、友好、相互援助の関係のさらなる強化について議論し、情報交換する場です。
これは、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)、国際鉄道連合(UIC)、ASEAN以外の鉄道会社、世界の大手鉄道技術・設備メーカーやサプライヤーなどの組織にとっても、この地域の鉄道の発展に関する情報の習得と更新、鉄道分野の最新の製品や技術の紹介の機会となります。
上記の主な目的に加えて、第44回会議では、鉄道インフラの管理、活用、保守、および輸送事業におけるASEAN鉄道のデジタル変革についても言及されました。
今回の会議において、ホアン・ジア・カン総裁は2024年9月3日午後に開催された総裁会議に出席し、 VNRが国が投資した国鉄インフラシステムを効果的に管理、活用、運営するために組織再編を行うなど、多くの重要な内容について議論しました。また、VNRはコーポレートガバナンスと輸送業務におけるデジタル変革を積極的に推進しています。
お客様と荷主の皆様により良いサービスを提供するという目標に加え、鉄道は環境への排出量を削減し、各国の「持続可能な」発展に貢献することを目指しています。これを実現するために、VNRは、経営管理、運行管理、旅客・貨物輸送、車両の運行・修理などにおいて積極的に「デジタル化」を推進し、運行の安全性向上、輸送コストの削減、そして乗客・荷主の皆様の高まるニーズへの対応に努めています。
VNR総裁は「VNRはベトナム政府の指示に従い、南北高速鉄道の完成後に同鉄道を受け入れ、管理、運営するための資源を積極的に準備している」と付け加えた。
これに先立ち、9月2日夜の代表団歓迎パーティーでは、組織委員会が9月2日のベトナム建国記念日を祝ってベトナム国歌を厳粛に演奏した。
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