ヒズボラの指導者ナイム・カセム氏は12月14日、同組織がシリアを通る軍事補給ルートを失ったと述べた。
ヒズボラ指導者は、シリアのアサド前大統領の失脚後初の発言で、武装集団が当面軍事補給ルートを失ったことを確認した。
「しかし、今回の損失はグループの活動のほんの一部に過ぎない。シリアの新政府は上記のルートの復旧を支援するか、あるいは我々は別の方法を見つけるだろう」と、ロイター通信は12月14日にカセム氏の発言を報じた。

ヒズボラ指導者ナイム・カセム
ヒズボラは2013年、アサド大統領が反体制派と戦うのを支援するため、シリアへの介入を開始した。カセム氏は、シリア新政権の実力は「安定し、明確な立場を確立するまでは」評価できないと強調した。ヒズボラ指導者は、レバノンとシリア両国の人々と政府が引き続き協力していくことを期待している。
シリアでの情勢の変化は、ヒズボラとイスラエルの対立に何らかの影響を及ぼす可能性がある。両陣営は1年以上戦闘を続けており、双方とも繰り返し互いの違反行為を非難しているものの、11月下旬にようやく停戦に達したばかりである。
もう一つの展開として、アクシオスは12月14日、イスラエルとヨルダンがシリア情勢に関する調整のため12月13日に秘密協議を行ったと、イスラエル当局者3人の発言を引用して報じた。当局者らは、両国がシリアと国境を接していることから、共通の安全保障上の懸念事項について協力したいと考えていると述べた。
ヨルダンはイスラエルによるガザ地区とレバノンへの攻撃を繰り返し非難しているが、アンマン政府はここ数ヶ月、紛争のエスカレーション緩和に向けた解決策を積極的に推進している。さらに、 Axiosによると、ヨルダンは現在、イスラエルとシリア反体制派の間の重要な仲介役となっている。
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出典: https://thanhnien.vn/hezbollah-xac-nhan-mat-tuyen-tiep-te-di-qua-syria-185241215062507801.htm
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