カイル・ウォーカーはチャンピオンズリーグ準決勝第1戦の後に、ヴィニシウスに頭上を越えてボールを狙わないよう警告したと半ば冗談めかして語った。
第1戦では、ペップ・グアルディオラ監督からヴィニシウスのスピードに対応するため、ウォーカーが先発出場した。このブラジル人ストライカーは、ウォーカーのタックルに対していつものような爆発的なプレーは見せなかったものの、36分にペナルティエリア外から強烈なシュートを放ち、先制点を挙げた。試合後、ウォーカーは笑顔を見せ、短い会話を交わし、ヴィニシウスとハグを交わした。
本日のエティハドでの再戦を前に、この抱擁の理由について尋ねられたウォーカー監督は、レアルのストライカーに警告を送っていると半ば冗談めかして答えた。
「ヴィニシウスが頭上を越えようとしたので、抱きしめに行こうとしたんだ」と、イングランド代表DFは5月16日の試合前記者会見で語った。「ソーシャルメディアで笑いものになりたくないから、そんなことはしないでくれと言ったんだ。いい試合だったし、ヴィニシウスには大きな敬意を抱いている。ああいう試合の後には敬意を示さなければならない。でも、審判が明日の試合の笛を吹いたら、もうそんなことはしないよ」
5月9日、ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で1-1の引き分けに終わった後、ウォーカー(右)とヴィニシウス(中央)が喜びのひとときを過ごしている。写真:レックス
ヴィニシウスは今シーズン、ヨーロッパで最も好調な選手の一人であり、全大会合わせて53試合に出場し、23ゴール21アシストを記録している。このブラジル人フォワードは、ドリブルとテクニックで相手ディフェンダーを何度も「熱い」と思わせている。
しかしウォーカー監督は、22歳のヴィニシウスのプレースタイルを気にしておらず、ピッチ上ではより厳しい試練に直面してきたと主張している。「ヴィニシウスが挑発的だとは言いません」と彼は言った。「しかし、ヴィニシウスは良い選手で、チームを助けるために必要なことをしてくれます。私をイライラさせたり、くだらないことを言ったりする人には耳を貸さないようにしています。」
ウォーカーは、2022年ワールドカップ準々決勝のイングランド対フランス戦でキリアン・ムバッペを破ったように、ヴィニシウスを抑え込めると確信している。ムバッペはこの日得点こそなかったが、フランスはオリヴィエ・ジルーとオーレリアン・チュアメニの活躍で2-1の勝利を収めた。「トップクラスの選手たちと渡り合えないなら、ここにいるべきではない。最高の選手たちと対戦し、最高の選手たちに対処できると確信する必要がある」とウォーカーは強調した。
4月、グアルディオラ監督はウォーカーについて「フルバック/ピボットの役割を担うのに適切な動きがなかった」と述べ、ジョン・ストーンズに先発の座を奪われた。その結果、32歳のディフェンダーは2月から4月までの2ヶ月間でわずか3試合しか先発出場できなかった。
ウォーカーは、スペイン人監督の発言を聞いて「辛かった」と認めた。「ここで辛くなかったと言うことはできない」と彼は認めた。「自分自身に疑問を抱き始めたが、基本に立ち返り、自分の強みを磨かなければならない。グアルディオラが私を獲得した理由を、そして彼が間違っていることを証明するために、私は行動しなければならなかった。そして、私はそうしてきた」
ウォーカーはプレミアリーグ直近6試合のうち5試合に先発出場し、チャンピオンズリーグ準決勝第1戦にも出場している。ネイサン・アケが欠場する中、グアルディオラ監督は第1戦と同様に、マヌエル・アカンジ、ルベン・ディアス、ストーンズ、ウォーカーの4バックを維持すると、イギリス紙「スポーツメール」が報じている。
ホン・デュイ
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