この「予言」は、漫画家・たつき諒氏の漫画『私が見た未来 完全版』 (2022年)に登場するもので、7月に日本南部で恐ろしい地震が発生すると主張している。
香港航空、漫画本に出てくる大地震への懸念で南日本への観光客減少に直面
写真:HKA
「本当の災害は2025年7月に起こるだろう」と本書の一文は強調している。
この「予言」がSNSで瞬く間に広まり、観光客をパニックに陥れたのは、作者のたつき氏が1996年に出版した漫画の中で、2011年に東日本で発生した大地震を正確に「予言」していたためだ。
その結果、日本南部への観光客数は急激に減少し、香港航空は今年7月と8月に人気の観光地である鹿児島と熊本へのフライトをキャンセルせざるを得なくなった。
同社は昨年、4年ぶりに鹿児島便を再開した。2024年12月には、需要の高まりを受けて、週3便から週4便に増便した。
しかし、同社は5月以降、漫画本に関する噂を受けて需要の減少に見舞われている。
漫画本の表紙
香港航空は、影響を受けた乗客は日本と中国本土の他の都市、台北、バンコク、 ダナンを含む代替目的地に再予約できると述べた。
同航空会社の代表者は香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストに対し、「今回のフライト調整によりご不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。影響を受ける乗客の皆様を支援し、適切な旅行手配を行うために全力を尽くすことをお約束いたします」と語った。
宮城県の村井嘉浩知事は23日の記者会見で「非科学的な主張がSNSで拡散し、観光に影響が出ているのは深刻な問題だ」と述べた。
出典: https://thanhnien.vn/hang-hang-khong-huy-loat-chuyen-bay-den-nhat-ban-vi-mot-cuon-truyen-tranh-185250617111343049.htm
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