FBI長官クリス・レイは12月11日、来年初めに辞任すると発表した。
ロイター通信によると、レイ長官は会議でFBI職員らに対し辞任について「私の見解では、これがFBIをさらなる論争に巻き込むのを避けつつ、我々の職務遂行に非常に重要な価値観と原則を強化する最善の方法だ」と語った。
ドナルド・トランプ次期米大統領がレイ氏を解任する意向を示し、後任にカシュ・パテル元国防長官首席補佐官を指名したことを受け、レイ氏は辞任の意向を表明した。
FBI長官クリス・レイ氏がマサチューセッツ州ボストン(米国)でのイベントで講演
2017年にレイ氏を10年の任期で任命したのは、トランプ氏自身であり、大統領としての第一期目だった。
この辞任により、レイ長官はトランプ氏のせいで辞任した2人目のFBI長官となった。トランプ氏はレイ長官の前任者であるジェームズ・コミー長官を任期1期目の早い段階で解任した。コミー長官は、トランプ氏の2016年の選挙運動とロシアとの疑惑に関するFBIの捜査に不満を抱いた後に解任された。
トランプ氏とその強硬派の同盟者は、FBI捜査官が2022年にトランプ氏が退任後に差し控えていた機密文書を回収するため、裁判所の承認を得てトランプ氏のフロリダの別荘を捜索したことを受けて、レイ長官とFBI全般を批判している。
ドナルド・トランプ次期大統領は自ら主張したほど大きな勝利を収めなかった。
この事件は、トランプ氏が退任後直面している2件の連邦訴追のうちの1件のきっかけとなった。トランプ氏は不正行為を否定し、自身に対する訴訟はすべて 政治的動機によるものだと主張している。
連邦検察官は、トランプ氏が2024年の米国大統領選挙に勝利した後、現職大統領を起訴しないという米国司法省の長年の方針を理由に捜査を終了した。
ロイター通信によると、民主党のジョー・バイデン大統領がFBIの捜査プロセスに干渉したという証拠はないものの、トランプ大統領の共和党支持者らはFBIが政治化していると非難している。
トランプ氏はソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」で、レイ氏の辞任を「アメリカにとって素晴らしい日」と呼んだ。「これで、アメリカ不正義省として知られるようになった組織の武器化が終わる。彼に何が起こったのか、私には全く分からない」と投稿した。
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出典: https://thanhnien.vn/giam-doc-fbi-tuyen-bo-se-tu-chuc-ong-trump-len-tieng-185241212142951526.htm
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