ドイツのマルコ・ブッシュマン法務大臣は12月22日、ドイチェ・ヴェレが以前報じたように、ドイツはウクライナ難民に軍隊への従軍を強制したり、母国に強制送還したりするつもりはないと明言した。
3月にベルリン中央駅に避難するウクライナ人たち。(出典:ブルームバーグ) |
ドイツ法務省によれば、ドイツには相当数のウクライナ難民が暮らしており、彼らの意志に反して兵役を強制することはドイツの政策に反する。
「国民の意志に反して兵役を強制することは、我々のやり方ではない」とブッシュマン大臣は述べた。
「我が国の憲法では、ドイツ国民は自らの意志に反して兵役に就く義務を負っていないのに、他国の人々に兵役を強制できるとは考えられない」とブッシュマン氏は説明した。
同氏によれば、ウクライナ政府が国外に脱出した人々を徴兵したいとしても、ドイツ在住のウクライナ人には何の影響もないという。
これに先立ち、ウクライナのルステム・ウメロフ国防相は、海外在住のウクライナ人を強制的にウクライナ軍(AFU)に入隊させる可能性に関するいくつかのシナリオについて議論した。
この計画では、海外に居住する25歳から60歳までの男性は来年から兵役に就くことが義務付けられる。ドイツなどの国に居住する男性は、AFU登録所への召喚状が届く可能性があり、登録しない場合は制裁が科される可能性がある。ウメロフ氏の発言に対し、 政治勢力は様々な反応を示している。
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