なりすましの被害に遭いやすいアプリは、Facebook、Instagram、Messengerなどの人気アプリです。ハッカーは、全く同じインターフェースを持つ偽アプリを作成し、悪意のあるコードをインストールしたり、「スパム」広告を追加したり、ユーザーのデバイスを密かに監視したりします。悪意のあるアプリはサードパーティストアに出現することが多いものの、公式ストアでも配布可能です。例えば、OpenAIが公式リリースする前に、一連の偽ChatGPTアプリがApp StoreとGoogle Playに登場しました。
偽のアプリをダウンロードしないようにするためにユーザーが実行すべき手順をいくつか示します。
ロゴと説明を確認してください
偽造アプリは、オリジナルアプリの外観や色を模倣していることが多いです。品質の低い偽造ロゴに騙されないように、よく確認してください。
アプリの説明に記載されている情報とスクリーンショットをよく読み、開発者の公式サイトに掲載されている情報と比較してください。正規のアプリ開発者は通常、説明文に誤字脱字や誤りがないよう細心の注意を払っています。
オリジナルアプリと偽アプリ(右)
アプリのダウンロードを確認する
人気アプリのダウンロード数が異常に少ない場合、おそらく偽物です。本物のアプリは長い間存在しているので、ダウンロード数も高いはずです。
ライセンス契約を確認する
アプリをダウンロードする前に、権限に関する同意事項をよくお読みください。サイバー犯罪者は、情報を盗んだりユーザーを追跡したりするために、不要な追加権限を要求することがよくあります。
誤って偽アプリをダウンロードしてしまった場合は、すぐに削除し、スマートフォンを再起動してアプリストアに報告してください。さらに安全を確保したい場合は、デバイスを工場出荷時設定にリセットして、悪質なアプリをすべて削除してください。
レビューを読む
評価が低く、ユーザーからの苦情が多いアプリには注意が必要です。しかし、ハッカー自身が偽のレビューを作成することもあります。偽のレビューは、多くの場合、短いもの、問題のアプリと似たもの、または無関係なものになります。
アプリ開発者を確認する
公式アプリストアは厳格な審査手順を踏んでいますが、サイバー犯罪者は依然として検閲を回避する手段を持っています。そのため、ユーザーはGoogleで開発者名を検索し、その評判を確認する必要があります。犯罪者は、開発者名を実際の開発者名から1~2文字変更して意図的に変更することがあります。安全のために、開発者の公式サイトにアクセスし、アプリのダウンロードリンクを確認してください。
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