SlashGearによると、デジタルの世界では大容量ファイルの共有は常に「難しい」作業でした。Appleユーザーは近くにいる場合はAirDropを使ってファイルを交換できますが、受信者が遠くにいる場合は話が難しくなります。通常、ユーザーはサードパーティのクラウドストレージプラットフォーム(十分なスペースがあればiCloud)に頼り、ファイルをアップロードし、メールやメッセージアプリでリンクを共有して受信者にダウンロードしてもらう必要があります。
しかし、iPhoneにはMail Dropという機能があることを知っている人はほとんどいません。Mail Dropを使えば、大容量のファイルをメールで簡単かつ安全に共有できます。この機能を使うのにiCloud+パッケージを購入する必要はありません。
メールドロップの仕組み
Mail Dropは、ファイルを圧縮してメールに添付する代わりに、iCloudにネイティブファイルとしてアップロードするため、品質とデータの品質が維持されます。受信者はファイルへのiCloudリンクを受け取り、任意のウェブブラウザ(Apple IDを持っていなくても)からダウンロードできます。
さらに、添付ファイルの5GB制限はユーザーのiCloudの容量を消費しません。そのため、無料の5GBのiCloudストレージを使い切っても、Mail Dropは引き続きご利用いただけます。つまり、Mail Dropは、通常のメールサービスで大容量ファイルを共有するのに最適なソリューションです。
Mail Dropを使用すると、大きな添付ファイルをメールで送信できます。
ただし、いくつか注意点があります。添付ファイルのダウンロードは30日間のみ可能です。また、Mail Dropのストレージ容量は1TBに制限されており、この制限を超えた場合は、他のファイルの有効期限が切れてストレージ容量が解放されるまで待つ必要があります。
メールドロップの使い方
この機能の利点は、設定を調整したり手動で有効化したりする必要がないことです。メールアプリは、ユーザーが共有しようとしているファイルのサイズが大きすぎることを検出すると、自動的にMail Dropを使用するかどうかを確認します。Mail Dropを使用するには、以下の手順を実行してください。
- メール アプリを開きます。
- 画面の右下にある「作成」ボタンをタップします。
- 受信者、件名、メール本文を追加します。複数のアカウントをお持ちの場合は、メールを送信するアカウントを選択してください。
- キーボードの添付アイコンをタップし、必要なファイルを選択します。
- 最後に、右上隅の送信ボタン(青い矢印)をクリックします。添付ファイルのサイズが大きすぎる場合は、アプリが自動的にMail Dropを使用しますが、通常は「Mail Dropを使用」をクリックするだけで済みます。

iOSメールアプリでMail Dropを使用する手順
ネットワーク速度と添付ファイルのサイズによっては、メールが iCloud サーバーにアップロードされる間、しばらく送信トレイに残ることがあります。
同様に、iPadやMacでもMail Dropを使用できます。受信者は、添付ファイルをダウンロードするためのリンクと有効期限が記載されたメールを受け取ります。
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