ロシア駐在ベトナム大使館の代表は、モスクワでの攻撃によるベトナム人の犠牲者に関する情報は現時点ではないと述べた。
2024年3月22日夜、ロシアのモスクワにあるショッピングモール「クロッカス・シティ・ホール」への襲撃現場に当局が展開している。写真:THX/TTXVN
モスクワとモスクワ州を結ぶMKAD環状道路沿いのショッピング・舞台芸術センター「クロッカス・シティ」内のクロッカス・シティ・ホールが襲撃され、93人が死亡、少なくとも145人が負傷(ベトナム時間3月23日午後時点)したことを受け、モスクワのVNA記者は、ベトナム国民の保護活動に直接携わった駐ロシア・ベトナム大使館のヴー・ソン・ヴィエット領事部部長兼コミュニティー担当副部長にインタビューした。ヴー・ソン・ヴィエット参事官によると、今回の襲撃によるベトナム人関連の死傷者に関する情報は現時点ではないという。大使館は、この知らせを受けた直後から国民保護活動を展開し、人員を現場に派遣、3月23日夜から午前5時までの間に12人のベトナム人を救出し、無事に帰宅させた。また、大使館職員も集合場所に行き、ベトナム人が残っていないか応急処置を行ったが、今のところベトナム人の犠牲者に関する情報はない。ヴー・ソン・ベト参事官によると、大使館は、治安の悪化やテロに関する情報が発表される前に、在ロシアベトナム人協会、権威ある協会、団体、コミュニティネットワーク、そして在ロシアベトナム人のメディアチャンネルを通じて、コミュニティに警告を発している。その内容は、公共交通機関での移動を控え、埠頭、バスターミナル、地下鉄駅、劇場、卸売市場などの混雑した場所への外出を控え、常に警戒を強め、地元の新聞やラジオに従い、緊急事態においては地元当局の指示に従うことを推奨している。さらに大使館は、緊急事態が発生した場合、またはそのような事態に関する情報がある場合には、24時間年中無休のホットラインを通じて、駐ロシアベトナム大使館領事事務所国民保護部に直ちに連絡するよう呼びかけている。
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