11月15日、アーティストのグエン・アン・ヴー氏が、高地の少女たちを描いた絵画の個展を開催しました。グエン・アン・ヴー氏は、展覧会期間中の作品販売による収益の30%を、コレクターを代表して高地貧困学生基金に寄付します。
アーティスト、グエン・アン・ヴーによるチャリティー絵画展「EYES」。(写真:MH) |
グエン・アン・ヴー画家による子供の肖像画展は、約20年にわたる芸術活動、学生時代のフィールドトリップの記録から現在までの社会活動に至るまでの画家の記憶と経験に基づくさまざまな視点に基づいています。
本展は、子どもたちの表情や笑顔一つ一つに、現実の生活から喜びと幸せを想起させます。子どもたちの目を通して見る世界の現実は、自由であり、自然や人々と溶け合い、幸せを見つけるものです。緻密な構図、力強い色彩、シンプルながらも簡潔なフォルム、ふわりと揺れる髪の繊細なライン、山々に降り注ぐ黄金色の陽光といったロマンチックな要素が、深い印象を残します。子どもたちの目に映る人生は明るく澄み渡り、自由であり、自然や人々と溶け合い、学び、愛に満ちた表情の中に人生が映し出されています。それは、私たち大人を、ゆっくりとしたひとときへと誘い、幸せを思い出すきっかけを与えてくれるようです。
グエン・アン・ヴー画家による展覧会「EYES」に展示されている絵画。(写真:MH) |
グエン・アン・ヴー芸術家の個展は、高地貧困学生基金と共同で、コム・コー・ティット・クラブで開催されました。これは、コミュニティ全体が積極的に協力し、困難な状況にある貧困学生、特に高地の学生や特別な困難を抱える学生の生活改善に取り組めるよう、資金を集め、愛を広めるための芸術活動です。募金活動の目的は、自然災害地域や突発的な困難に直面している地域の学生、教師、人々に贈り物を贈り、物質的・精神的な状況の改善を支援することです。高地や特に困難な地域の学生が定期的に学校に通い、より良い学業成績を達成できるように支援し、地域社会をボランティア活動に結びつけます。
ジャーナリストのトラン・ダン・トゥアン氏(高地貧困児童基金理事長)は次のように述べています。「この美術展の企画運営は、社会責任についての考えをより多くの人々へ広め、より定期的な活動へと発展させ、多くの人々の人生をより意味のあるものにする愛を広める一助となることを願っています。『与えられた愛は永遠に続く愛』をモットーに、愛し、愛し、分かち合う人、場所を選びましょう。それは、貧しい地域に暮らし、彼らが学校に通う際の困難を軽減する、高地の善良で優しい子どもたちです。少しずつでも、定期的な寄付を通して、彼らと共に喜びと幸せを感じましょう。愛は誰にとっても常に十分です。私たちが与える愛は、私たちが永遠に自分自身のために保つ愛なのです。」
展覧会に先立ち、アーティストのグエン・アン・ヴーはTG&VN新聞の取材に対し、「これは私が絵画の世界に戻った時に叶えたい長年の願いです。30点近くの作品を通して、私自身の記憶のページもめくりました。高原の子供たちが凍える寒さの中で身を寄せ合い、ボランティアから温かい服をもらい、学校で私たちが作った温かい食事を食べているのを初めて見た時のことです。汚れや恥ずかしさ、戸惑いを描いたイメージを一旦脇に置いて、澄んだ瞳、輝く笑顔を静かに感じ、幼少期の無邪気な瞬間を共に思い出しましょう。」と語った。
展覧会期間中の作品販売による収益は、コレクターを代表してアーティストのグエン・アン・ヴーが高地貧困学生基金に寄付します。募金活動で集まった資金は、山岳地帯や極めて恵まれない地域の学校給食の栄養補給資金に加えて、山岳地帯の学校給食に充てられます。山岳地帯の生徒と教師の精神生活を向上させるための教室、寮、厨房、生徒に必要な学習教材や備品の建設を支援します。様々な形で寄付と募金活動を組織します。寄付金額は高地貧困学生基金の公式ウェブサイトで透明性を持って発表され、毎日リアルタイムで更新されます。
展覧会は2023年11月15日から2024年1月15日まで無料で一般公開されます。
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