韓国の尹錫烈大統領は11月7日、北朝鮮のロシアへの軍派遣に対抗するため、同国がウクライナに武器を提供する可能性を排除しないと述べた。
韓国は、北朝鮮がロシアに軍隊を派遣することを極めて懸念している。(出典:朝鮮中央通信) |
ロイター通信は、ユン氏が、北朝鮮のウクライナ紛争への参加は、平壌にとって非常に必要な戦闘経験を得ることになるが、韓国軍にはそれが欠けているため、ソウルにとっては脅威となるだろうと強調したと伝えた。
韓国の指導者はまた、モスクワが北朝鮮に機密軍事技術を移転することで平壌に「報復」する可能性についても懸念を表明した。
また、北朝鮮のロシア派兵問題については、これに先立ち、11月6日にユン・ソクヨル外相が北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と電話会談し、協調的な対応について協議した。
これは、北朝鮮のロシアへの軍配備について協議するため韓国代表団が最近NATO、欧州連合(EU)、ウクライナを訪問して以来、1か月以内にユン・ソクヨル外相とルッテ外相の間で行われた3回目の電話会談となる。
電話会談で、尹錫烈大統領は、情報共有と共同対応の調整のためウクライナ特使の韓国訪問を準備していると述べ、この問題についてNATOと緊密な連絡を維持することを約束した。
一方、ルッテ氏は、韓国、NATO、その他の志を同じくする国々が、今回の事態によって生じた前例のない安全保障上の危機に対処するために結束を強化する必要があると強調した。
NATO首脳らはまた、増大する安全保障上の脅威に対処するためEUとの協力を強化するタスクフォースを設置する計画があることを明らかにし、韓国、ウクライナ、NATO間の緊密な意思疎通と協力の維持に期待を表明した。
11月7日午前、尹錫烈大統領はドナルド・トランプ前米大統領がホワイトハウスの長官に2期目に再選されたことを受けて同氏と電話会談した。
両者は、韓米同盟、韓米日三国協力、北朝鮮問題、ウクライナ情勢などについて協議した。尹大統領は、トランプ氏が前任期中に二国間関係に貢献したことを高く評価した。
トランプ大統領は、韓国との良好な協力関係を維持したいと表明した。両首脳は近いうちに直接会談し、協力分野について深く議論することで合意した。
アナリストたちは、トランプ氏が2期目には同盟関係に変化をもたらす可能性があると予測している。米国は、在韓米軍2万8500人の駐留経費について、韓国政府にさらなる負担を強いるよう圧力を強める可能性が高い。トランプ氏が推進する可能性のあるもう一つの焦点は、北朝鮮の非核化問題である。
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出典: https://baoquocte.vn/korean-president-updates-the-possibility-of-arms-when-choosing-ukraine-to-den-nato-and-ong-trump-ban-ve-trieu-tien-292891.html
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