「プライバシー上の理由」で217回も新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種した人の健康検査結果が医療専門家を驚かせている。
ガーディアン紙は3月6日、ドイツ在住の62歳の男性が過去29か月間に新型コロナウイルスワクチンを217回接種していたと報じた。
しかし驚くべきことに、この人物は新型コロナウイルス感染症の兆候を一切示さず、過剰摂取による副作用も記録されていないことが、ランセット感染症誌に掲載された研究で明らかになった。
この報告書の背後には、エアランゲン=ニュルンベルク大学(ドイツ)の科学者たちがいる。それによると、この男性は「個人的な理由」でこれほど大量のワクチンを接種したと主張している。
WHOが新型コロナウイルスワクチンと追加接種を推奨
研究チームは、62歳の男性が接種した134回のワクチン接種を公式に確認したと発表した。ワクチンは8つのグループに分類されていた。研究チームはまた、男性が過去に受けた多数の血液検査の結果に加え、追加のワクチン接種を受ける前に採取した新たな検体も確認した。
「目立った副作用は見られなかったが、この追加接種ではワクチンの忍容性が良好であることが示された」と研究チームの一員であるキリアン・ショーバー博士は述べた。
また、この人の免疫システムも変化なく正常に機能していることが確認されました。
科学者チームによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを引き起こすSARS-CoV-2ウイルスに対する免疫細胞と抗体が、62歳の男性の体内で、3回ワクチン接種を受けた人と比べて有意に高いレベルで存在していたという。
(タン・ニエン、3月6日)
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