カリフォルニア州の民主党上院議員ダイアン・ファインスタイン氏が90歳で死去し、5年以上にわたる 政治経歴に終止符が打たれた。
「ファインスタイン上院議員は昨夜、ワシントンD.C.の自宅で亡くなりました。多くの人々にとって大きな損失です」と、ダイアン・ファインスタイン上院議員の首席補佐官、ジェームズ・ソールズ氏は9月29日に発表した。
ファインスタイン氏は、1978年に前任者のジョージ・モスコーン市長とハーヴェイ・ミルク監督官が暗殺された後、サンフランシスコ市長に就任した。1992年の特別選挙で勝利して米国上院議員となり、5回再選され、女性上院議員として最長在任期間を過ごした。
ファインスタイン氏の辞任は、米国上院の勢力バランスに変化をもたらすとは予想されていない。カリフォルニア州知事は、空席となった上院議席を埋めるため、民主党の暫定的な後任を任命する予定だ。
ダイアン・ファインスタイン上院議員、7月12日の米国上院公聴会にて。写真: AFP
上院の象徴的存在であり、数百もの法案を推進してきたファインスタイン氏は、2009年1月に女性として初めて米国上院情報委員会の委員長に就任した。ファインスタイン氏が提出した注目すべき法案の一つは、1994年に発効し、10年後に失効したアサルトライフルの禁止法案である。
ファインスタイン氏は2014年、2001年9月11日の同時多発テロ事件後にCIAが海外で秘密裏に容疑者を拘束し尋問していたことについて6,700ページに及ぶ報告書を発表した。
「CIAの行動は我々の価値観と歴史に汚点を残す」とファインスタイン氏は、CIAが少なくとも119人に対して行った物議を醸す尋問方法に関する報告書を発表し、述べた。
ファインスタイン氏は健康問題により、晩年の数か月間、キャリアの停滞を余儀なくされた。2月には、複数の病気に苦しんだ後、2024年の再選には立候補せず、3か月間は上院議員としての職務を遂行しないことを発表した。
「議会が分裂している状況でも、人々の生活を改善する法案を可決することは可能です」とファインスタイン氏は述べた。「私たち一人ひとりは、問題を解決するためにここに送り込まれたのです。」
グエン・ティエン氏(ロイター通信、AFP通信による)
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