2023年アジアカップのグループFの最終ラウンドでカタールとタイはサウジアラビアと0-0で引き分け、FIFAランキングで101位に上昇し、東南アジアで首位となった。
サウジアラビアのFIFAランキングが上位だったため、タイは今回の引き分けで7.75ポイントを獲得し、1,206.7ポイントを獲得して101位に浮上した。コソボは1,202.77ポイント差で、タジキスタンとはわずか0.24ポイント差だ。タイは前回、キルギスに2-0で勝利し18.99ポイント、オマーンと0-0で引き分け、3.98ポイントを獲得していた。タイは2023年アジアカップ前の113位から12位に浮上した。
タイも2017年12月以来ベトナムに代わって東南アジアで首位に立っている。グループDで3敗した後、ベトナムは94位から105位へと11位を落とした。
タイ(白シャツ)は、2023年アジアカップグループFの最終戦でサウジアラビアと0-0で引き分けた。写真: AFC
1月25日夜、エデュケーションシティスタジアムで行われた試合前、タイとサウジアラビアはともにベスト16進出を確実視していた。そのため、石井正忠監督はオマーンとの引き分け時と比べて大胆に選手構成を一新。一方、サウジアラビアはキルギスタン戦(2-0)の勝利時と比べて9人のポジションを変更し、センターバックのアリ・アル・ブライヒとミッドフィールダーのサレム・アル・ダウサリのみを温存した。
タイは10分、スパン・トンソンがペナルティエリア内でアブドゥルラマン・ガリーブにファウルし、不利な状況に陥った。キャプテンのサレム・アル・ダウサリが若手ストライカーのアブドゥラ・ラディフにPKを与えたが、ラディフがゴール中央へ放った低いシュートはゴールキーパーのサラノン・アヌインにブロックされた。
残り時間では、タイが15分と35分、サウジアラビアが16分と57分にそれぞれ2点ずつオフサイドで得点が取り消された。西アジア代表は、テクニカルなサレム・アル・ダウサリとガリーブの機動力を活かして試合をコントロールしたが、両チームともサラノンを破るには至らず、シュートは難しかった。
ゴールキーパーのサラノンがアブドゥラ・ラディフのPKをセーブ。写真: AFC
サウジアラビアはボール支配率69%、コーナーキック数11回に対しタイは5回、パス数682回に対しタイは301回と、あらゆる指標で優位に立った。ロベルト・マンチーニ監督率いるタイはシュート17本を放ち、うち枠内シュートはサウジアラビアの4本に対しタイは7本だった。守備に追われたタイはクリア回数が32回とサウジアラビアの4倍にも上ったが、ファウルはわずか4回にとどまった。
両チームとも得点を挙げられず、0-0の引き分けに終わった。タイは勝ち点5でグループF2位、サウジアラビアに勝ち点2差となっている。石井正忠監督率いるタイは、2023年アジアカップで開催国カタールに次いで2チーム目の無失点記録を達成した。
ベスト16ではタイがウズベキスタンと対戦し、サウジアラビアは1月30日の同日に韓国と対戦する。残りの6つの決勝トーナメントは、タジキスタン対UAE、イラク対ヨルダン、オーストラリア対インドネシア、イラン対シリア、バーレーン対日本、カタール対パレスチナとなっている。
先発メンバー
タイ: サラノン・アヌイン、サンティパップ・チャンゴム、ジャカパン・プレイスワン、スパン・トンソン、スパナン・ブレラット、クリサダ・カマン、サラッハ・ヨーエン、パトムポール・チャロンラッタナピロム、ウォラチット・カニツリバンペン、ジャロンサック・ボンコーン、ティーラサック・ポエイピマイ
サウジアラビア: ラグド・ナジャール、ファワズ・アル・ヤミ、アウン・アル・サルーリ、アリ・アル・ブライヒ、ハッサン・カデシュ、アブドラ・アル・カイバリ、ムフタル・アリ、サレム・アル・ダウサリ、ファイサル・アル・ガムディ、アブドラ・ラディフ、アブドゥルラフマン・ガリーブ。
ヒュー・ルオン
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