CBSニュースの記者デビッド・ポーグ氏は、6月18日にカナダ南東部沖で行方不明になったタイタン号の沈没船ツアーに25万ドル(59億ドン)を費やしたが、ツアー中に同潜水艇に「機械的な問題」が生じたと語ったとエクスプレス紙が報じた。
昨年のタイタン号での体験について、ポーグ氏は6月19日にNewsNationの取材に対し、船は「機械的なトラブルが絶えなかった」と語った。当時、水深11メートルまで潜航中に機械的なトラブルが発生し、浮上を余儀なくされた。そのトラブルのせいで、彼は目的地にたどり着くことができなかった。「タイタニック号を見ることは二度となかった」と彼は語った。
タイタン潜水艦
ポーグ氏によると、タイタン潜水艇は小型トラックほどの大きさで、5人乗りで、タイタニック号の深海に到達するまでに通常10~12時間かかったという。船内には座席はなく、全員が床にしゃがんでいたという。
ポーグ氏はNewsNationに対し、行方不明のタイタン潜水艇は米国オーシャンゲート・エクスペディションズ社の「自社製品」だと語った。しかし、このような事故は同社の船舶に限ったことではないとも述べた。「世界には5隻ほどのオーシャンゲート・エクスペディションズ社の船舶があり、いずれも何らかの機械的または電気的な問題を抱えています」とポーグ氏は述べた。
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ポーグ氏は、タイタンには地表に戻る方法が7つほどあると述べたが、詳細は明かさなかった。しかし、もしタイタンが海中で行方不明になった場合、考えられるシナリオは2つしかないと警告した。1つは、巨大な漁網かタイタニック号の一部に引っかかること。もう1つは、船が水没し、即座に爆発することだ。
ポーグ氏によると、タイタニック号の深海まで潜れる潜水艦は世界に3隻しかないため、潜水艦の発見だけが課題ではないという。むしろ、潜水艦を水面に引き上げ、乗員の脱出を支援することが最大の課題となる。
「ハッチは外側から17本のボルトで封鎖されています。ですから、一度中に入ると脱出する方法はありません」とポーグ氏は警告した。
オーシャンゲート・エクスペディションズは、「乗組員を安全に帰還させるため、あらゆる選択肢を検討し、動員している」と述べ、タイタンは乗客が96時間生存できるように設計されていると指摘した。
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