ミッドフィールダーのデクラン・ライスは、プレミアリーグ第9節のチェルシーとの2-2の引き分けで35メートル以上離れたところからゴールを決めた際、伝説の選手デビッド・ベッカムに刺激を受けたと明かした。
77分、ゴールキーパーのロバート・サンチェスが強烈なパスを出し、エンソ・フェルナンデスはコントロールできなかった。ライスは前線に駆け上がり、35メートル以上離れたところからワンタッチシュートを放ち、無人のゴールの隅に突き刺さり、スコアを1-2に縮めた。これは、移籍金1億3300万ドルでアーセナルに移籍して以来、このイングランド人ミッドフィールダーにとって2点目のゴールであり、9月初旬のマンチェスター・ユナイテッド戦で2-1の勝利をもたらしたゴールに次ぐものだった。
スタンフォード・ブリッジでの試合後、24歳のミッドフィールダーは、同国のデビッド・ベッカムについてのドキュメンタリーを観たことが、この見事なゴールに貢献したかもしれないと示唆した。
「みんなこのベッカムのドキュメンタリーについて話していて、私も昨晩初めて見ました」とライスは言った。「最初の数シーンはマンチェスター・ユナイテッド対ウィンブルドンの試合で、ベッカムがハーフウェイラインからゴールを決めるシーンで、すごく自信が持てました」
10月21日、ロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われたイングランド・プレミアリーグ第9節、ホームのチェルシーとの試合で、ライスが35メートル以上からの長距離シュートを決め、アーセナルがスコアを1-2に縮めた。写真: arsenal.com
ライスは、前方に空いていたアーセナルの選手3人にパスを出すチャンスがあったが、そのままシュートを決めた。「選手の頭の中では、一瞬の判断が求められる」と彼は言った。「一番速い判断だ。パスを出すか、自分でシュートするか、考えなければならない。今、もう一度見たが、素晴らしいフィニッシュだったので、とても嬉しいよ」
ライスのゴールでアーセナルは勝ち点1獲得の望みを再び燃え上がらせた。7分後、ブカヨ・サカがファーポストへクロスを送ると、交代出場のレアンドロ・トロサールが斜めにシュートを決め、スコアは2-2。アーセナルはシーズン開幕以来の無敗記録を維持した。アーセナルは現在勝ち点21でマンチェスター・シティと並んでいるが、得失点差で差をつけられている。トッテナムは勝ち点20で、10月23日に行われるリーグ最終戦でフラムに勝利すれば単独首位に立つことになる。
ライス監督は、アーセナルが前半にビハインドを背負うのを避けるため、もっと良いプレーをすべきだったと認めた。イングランド代表MFはまた、もし前半も後半と同じくらい良いプレーをしていれば、アーセナルは勝ち点3を獲得できたかもしれないと語った。
アルテタ監督は10月21日、スタンフォード・ブリッジで行われた2-2の引き分けの後、ライスを激励した。写真: arsenal.com
「0-2のビハインドは本当に辛かった」とライス監督は語った。「いつも勝ち点3を取れると思って試合に臨む。でも、チェルシーのファンと選手たちが盛り上がっている中で、0-2のビハインドから勝ち点1を獲得できたのは、闘志と努力の成果だ。勝てなかったとはいえ、ポジティブな面もある」
トロサール監督も同様に、チームの諦めない精神を称賛し、アーセナルの無敗記録維持に貢献できたことを喜んだ。ベルギー出身のストライカーは、10月24日にセビージャと対戦するチャンピオンズリーグ・グループB第3戦でも、アーセナルが同様の決意を示してくれることを期待している。
ホン・デュイ
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