(CLO)ドナルド・トランプ米大統領は、5月9日にモスクワを訪れ、ナチス・ドイツに対する大祖国戦争戦勝80周年を記念するパレードに参加するとの報道を否定した。
フランスの雑誌「ル・ポワン」は今週初め、匿名の情報筋を引用し、トランプ氏がロシアの首都で開催されるイベントに出席し、ウラジーミル・プーチン大統領と会談する可能性が高いと報じた。このニュースは瞬く間に注目を集め、トランプ氏の対モスクワ政策の変更の可能性についての憶測が高まった。
しかし、金曜日にホワイトハウスで行くつもりかと問われると、トランプ氏は即座に否定し、「いや、行くつもりはない」と答えた。
ドナルド・トランプ米大統領。写真:GI
これに先立ち、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は電話会談で、両首脳は連絡を維持し、対面会談の調整を行うことで合意したと述べた。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、両大統領の会談が確定次第、世界に通知すると述べた。
トランプ氏は金曜日、米国とウクライナの鉱物資源協定についてもコメントした。この協定では、米国は軍事援助を相殺するためにウクライナの希土類鉱物からの収入の50%を受け取ることを望んでいる。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこれを拒否し、「ウクライナは売却できない」と主張し、十分な支援を提供していないとして米国を批判した。米国は2022年以降、ウクライナに約670億ドルの軍事支援を行っているが、キエフ政府に対し5,000億ドル相当の鉱物資源の引き渡しを要求している。
トランプ大統領はモスクワ訪問の噂を否定しただけでなく、ウクライナの紛争対応を批判し続け、 和平交渉におけるゼレンスキー大統領の役割に疑問を呈した。
トランプ氏の発言は、欧州の同盟国がトランプ氏のロシア重視の姿勢を懸念する中で出されたものだ。
一部のアナリストは、トランプ氏がパレードに参加するという噂は、特にトランプ氏とゼレンスキー大統領の関係が最近緊張していることから、ワシントンとキエフの間の緊張を高める可能性があると指摘している。
ゴック・アイン氏(タス通信、ユーロニュースによる)
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出典: https://www.congluan.vn/ong-trump-bac-tin-don-se-gap-tong-thong-putin-vao-ngay-chien-thang-post335644.html
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