12月9日夜、国立水文気象予報センターのグエン・ヴァン・フオン気象予報部長は、我が国を襲おうとしている強い寒気団について分析し、警告した。

具体的には、予報によると、12月11日の午後から夜にかけて北部は北東モンスーンの影響を受け、12月12日から14日にかけては、これまでの急激な気温低下を背景に、継続的に寒気が強まるだろうとフオン氏は述べた。

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北部では寒波が到来し、気温が急激に下がるだろう

「12月12日から13日にかけて気温は急激に下がり続け、12月14日から15日頃には北部の山岳地帯や中部地方で厳しい寒さが予想され、一部の地域では厳しい寒さとなるだろう」とフオン氏は指摘した。

フオン氏はさらに、厳しい寒さとは、日平均気温が15度を下回る状態を指すと付け加えた。このような気温の低下は、人間の健康だけでなく、農作物や家畜にも影響を与える。そのため、北部の山岳地帯や中部地方の人々は、農作物を守るだけでなく、家畜や家禽の予防、世話、保温のための計画を立てる必要がある。

国立水文気象予報センターによると、北部および北中部地域ではこの寒気団の最低気温は概ね14~17℃、山岳地帯では11~14℃、高山地帯では10℃を下回る。 ハノイでは最低気温が15~17℃となっている。

さらに、高高度の偏東風の擾乱とチュオンソン山脈の風上側の地形が重なった寒気の影響で、12月10日から15日の夜にかけて中部地方は雨期となり、 フエ・クアンガイを中心に総雨量が200~400mm、場所によっては700mmを超える雨が降りました。

寒気が流れ込み続け、北部は今週ずっと寒くて暗い

寒気が流れ込み続け、北部は今週ずっと寒くて暗い

12月11日夕方から夜にかけて、寒気が強まり北へ流れ込みます。その後やや弱まりますが、12月19日から20日にかけて再び強まり、寒くどんよりとした天気が続きます。
今後3日間のハノイの天気:寒気は弱まり、その後は13℃まで冷気が訪れるでしょう。

今後3日間のハノイの天気:寒気は弱まり、その後は13℃まで冷気が訪れるでしょう。

ハノイの今後3日間(12月9日~11日)の天気予報は、本日も引き続き寒く、12月10日~11日にかけてやや気温が上昇する見込みです。12月11日~12日の夜頃には、この地域に強い寒気が流入し、昼夜を問わず再び寒くなる見込みです。