IELTS試験を受ける受験者 - 写真:ゲッティイメージズ
マレーシアでは、IELTS試験主催者が、2024年3月1日以降、ペーパーベースのIELTS試験を廃止すると発表しました。受験者はコンピューター上でのみIELTS試験を受験できます。
また、3月1日より、タイのIELTSテストセンターは、非居住者に対するペーパーベースのIELTSの運用を停止します。つまり、タイに入国する外国人で居住許可証を所持していない場合は、ペーパーベースのIELTSを受験できません。
タイ国籍以外の方で、タイでペーパーベースのIELTS試験を受験する場合は、試験主催者にタイ国内に3日間以上居住していることを証明する書類を提出する必要があります。提出がない場合は、お申し込みが取り消され、受験料は返金されます。ただし、コンピューターベースのIELTS試験は引き続き受験可能です。
地域諸国の変化に伴い、ベトナムのIELTS試験が影響を受けるのではないかと多くの受験者が心配しています。
IDPベトナムの代表者は3月7日、 Tuoi Tre Onlineに対し、「現在、ベトナムにおけるIELTS試験の実施方法を変更する予定はありません。つまり、引き続きペーパーテストとコンピューターテストの2種類の試験形式が採用されることになります」と明言した。
「マレーシアとタイでの変更は、これらの国の状況に合わせて運用効率と試験管理を強化し、確保するために行われた」と同部署は付け加えた。
ホーチミン市第1区の英語センターの副所長は、紙ベースとコンピューターベースの両方のIELTSテストを維持することで、学生の選択肢が広がると述べた。
紙媒体の試験とコンピュータベースの試験の内容は同じですが、形式が若干異なります。受験者が2つの形式の試験の受験手順に慣れるまでには、ある程度の時間がかかるでしょう。
年間350万回のIELTSテスト
IELTSは1989年からペーパーテストとして正式に導入され、2018年にはコンピュータベースのテストが導入されました。
IELTSのペーパーテストとコンピュータテストの内容と所要時間は同じです。ただし、ペーパーテストを受けた受験者は約2週間後に結果を受け取るのに対し、コンピュータテストを受けた受験者は約3~5日後にスコアを受け取ることができます。
IELTSは現在、毎年最も多く受験される標準英語試験です。毎年約350万人がIELTSを受験すると推定されています。
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