メキシコの国立選挙管理委員会(INE)は5月29日、安全上の懸念から一部地域の約100か所の投票所を設置しないと発表した。
メキシコ国防省は、 INEの要請を受け、選挙期間中の治安確保のため約5,000人の兵士を動員した。(出典:CBC) |
INEは、一部の選挙区で新たな深刻な問題が発生したため、上記の投票所を設置する計画を中止せざるを得なかった。その最大の原因は、治安の悪化と暴力であった。
INE会長のグアダルーペ・タデイ氏によると、設置されなかった96の投票所は、首都メキシコシティ、ミチョアカン州、ナヤリット州、ヌエボ・レオン州、オアハカ州、シナロア州の複数の選挙区にまたがっている。これらの地域は、特にヘロインや人身売買に関わる犯罪組織が活動する地域でもある。
タデイ氏は、安全上の理由に加え、客観的な理由により一部の選挙区では投票手続きのための人員の準備が完了しておらず、有権者が公民権を行使するために近くの投票所まで行かなければならない可能性があると述べた。
しかしINE議長は、関係機関が総選挙前に状況の改善に取り組んでいると述べた。
メキシコは5月中旬、選挙を前に数十人の候補者が殺害されるという暴力の波が広がる中、465人の候補者と選挙管理官を守るため約3,000人の兵士と国家警備隊を動員した。
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出典: https://baoquocte.vn/lo-ngai-mat-an-ninh-trat-tu-mexico-loai-bo-gan-100-diem-bo-phieu-273155.html
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