中国貴州省の小さな村に住むこの老人は、薬草を採るためによく山に登っていました。ある時、森で道に迷った彼は、古木の幹に奇妙な物体がくっついているのを偶然発見しました。
それは無数の小さなキノコが集まった巨大なキノコでした。高さは50センチ、直径は傘ほどもありました。農夫は生まれてこのかた、こんなに大きなキノコを見たことがなかったので、持ち帰ることにしました。
老農夫が薬草採取のために山に登り、巨大な霊芝を発見した。(写真:捜狐)
彼が家に着くとすぐに、村人たちが大勢彼に会いに来ました。皆、老農夫の幸運を祝福しました。家の中の多くの人々は、キノコを調べるために専門家を呼ぶように勧めました。
老農夫は都会から植物学者を招き、キノコの調査を依頼しました。そして最終的に、その専門家は、この巨大なキノコは極めて珍しい野生の霊芝であると結論付けました。
このキノコは多年生キノコで、毎年成長した層が前年の層と重なり合います。深い森、険しい山、原生林に生育するため、キノコの年齢は数十年に及ぶこともあります。
貴州省の農民が巨大な霊芝を発見したというニュースは村中に広まり、遠くから多くの人がその知らせを聞きつけ、見に来ました。中には、その霊芝を見た大富豪が150万元(50億ドン以上)で買いたいと申し出たほどでした。しかし、老農民はきっぱりと断りました。
この霊芝を買うために50億ドン以上を支払った大物実業家がいる。(写真:捜狐)
霊芝は、少なくとも3000年の歴史を持ち、病気の治療や健康維持に用いられています。日本人や韓国人は、霊芝を「幸せのキノコ」、不死草(不死の草)、仙草(仙人の草)と呼んでいます。
野生の霊芝は、通常、深く湿った森林に生育し、樹木に寄生します。生育環境や収穫時期が異なるため、数百種が存在します。霊芝は3000年もの間、薬用として利用されてきました。中でも、緑、黄、茶、白、黒、紫色の霊芝は、最も高い薬効を有しています。
2000年以上前の『神農本草経』によれば、霊芝(薬草の王)は優れた薬であり、副作用がなく、長期間にわたり大量に服用することができるとされています。
霊芝は、狭心症、冠状動脈疾患、不安定な血圧、気管支炎、リウマチ、慢性肝炎、更年期障害、胃腸疾患、糖尿病など、多くの疾患に効果があります。
クオックタイ語(出典:Sohu)
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