ホーおじさんの昔の教え「労働は栄光に満ち、名誉があり、喜びに満ち、英雄的な職業である」を心に留め、ハニン族を含むベトナムの少数民族は、労働を常に栄光に満ちた、神聖な権利と義務、そしてすべての人々の生命と幸福の源であると考えています。
ドゥオン・クオック・トアン氏による写真シリーズ「労働は輝かしく、栄光に満ちた職業…」には、 ラオカイ省バットサット郡イティ村の黒ハニー族の人々の風景と労働生活を捉えた10枚の写真が含まれています。この写真シリーズは、 情報通信省が主催するハッピー・ベトナム写真・動画コンテストに応募されたものです。
ハニ族の人々は、何世代にもわたって高地産のもち米を天からの貴重な贈り物と考えてきました。この「翡翠の食物」と呼ばれる穀物は、人々の飢えをしのぐだけでなく、様々な美味しい料理の材料となり、供物として、そして高地の特産品として使われてきました。
陸稲は急峻な丘陵地帯で栽培されます。収穫期になると、ハニ族の人々は峠を登り、田んぼを一つ一つ巡って、満開の稲を一つ一つ収穫しなければなりません。
稲刈りの季節になると、ハニ族の女性たちは籠を背負い、鋼鉄の鎌(刈り取り道具)を使って一輪ずつ花を摘み取ります。花は束ねられたり、畑で脱穀されたり、家に持ち帰って花ごと乾燥させたりして、長期保存に利用されます。
陸稲の収穫には細心の注意と労力が必要です。稲刈り人は、水稲の収穫とは異なり、花を一つ一つ摘まなければなりません。水稲の場合は、鎌を曲線状に振り回して一度に15~20輪の花を刈り取るため、はるかに速い作業となります。
ほとんどの水田は住宅地から遠く離れた急峻な丘陵地帯に位置しているため、収穫期には稲刈りや運搬に多くの困難が伴います。
ラオカイ省バット・サット県イ・ティ村は海抜2,000メートルの高地に位置し、黒ハニ族の主な居住地です。
今日、ハニ族の人々は、常に労働を栄誉あるものとみなし、ホー・チ・ミンの思想、道徳、スタイルを徹底的に学び、それに従う内容に従って、社会経済の発展に向けて労働を推進しています。
ベトナム.vn
コメント (0)