台湾の蔡英文総統は5月20日、台北で就任7年目を祝うイベントに出席した。
ロイター通信によると、台湾の蔡英文総統は5月20日、中国が台湾に対する軍事的圧力を強める中、台湾海峡の平和と安定の現状を維持すると宣言した。
蔡英文総統は就任7年目を記念して台北の事務所で行った演説で、台湾は中国の圧力を挑発したり屈したりしないと述べた。
「戦争は選択肢ではない」と蔡英文氏は述べた。「平和と安定の現状維持は世界と台湾の総意だ」と彼女は断言した。
台湾の指導者は、台湾は「世界中のコミュニティーと団結し、リスクを軽減するために協力していく」と述べた。
岸田文雄首相は、広島サミットでG7首脳が台湾問題の平和的解決を模索することで一致したと述べた。
蔡英文氏は、台湾当局が米ジョー・バイデン大統領の政権と台湾への5億ドルの武器支援についても協議中だと述べ、新型コロナウイルス感染拡大による武器納入の遅れに対処することになると述べた。
米国は中国の警告にもかかわらず、台湾に5億ドルの援助を提供することを確認
蔡英文総統はまた、世界の最先端半導体チップの大部分を生産する台湾が、グローバルサプライチェーンにおいて重要な役割を担っていることを強調した。蔡総統は、最先端の半導体技術と研究開発拠点を台湾に維持することを約束した。
台湾は2024年1月中旬の重要な指導部選挙に向けて準備を進めており、中国との緊張が最重要課題となっている。
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