エニは探査と生産に加え、アフリカにおける再生可能エネルギーや農業などのプロジェクトに重点を置き、エネルギー転換にも投資しています。(出典:ロイター) |
ロイター通信によると、イタリア国営石油・ガス会社エニの天然資源担当ディレクター、グイド・ブルスコ氏はそう強調した。
このエネルギー大手は、探査と新たな低炭素プロジェクトの両面で、アフリカに多額の投資を行う予定です。「アフリカは、従来の探査・生産事業においても、多額の投資を必要とする大陸です」とブルスコ氏は述べています。
エニは、アフリカを人口が増加し成長が加速する地域と評価し、今後数年間でアルジェリアとエジプトの役割が強化される一方で、リビアやコンゴ共和国、アンゴラなどのサハラ以南の国々がより大きな役割を果たすと見ている。
イタリア最大の天然ガス輸入国は、イタリアへの輸出を確保し、アフリカ市場に対応し、さらにヨーロッパへより多くのガスを出荷する準備を整えるために数十億ドルの投資を行っている。
「鉱山は減少しているが、世界のエネルギー需要の80%は依然として化石燃料に依存している。そのため、よりクリーンなエネルギー源が開発される一方で、石油とガスの減少には対応する必要がある…特にアフリカでは」とブルスコ氏は述べた。
エニ社は昨年のロシアからのガス供給減少に迅速に対応し、アフリカからイタリアへのガス輸送量を増やしてきました。その結果、アルジェリアはロシアに代わってイタリア最大のガス供給国となりました。
エニ社は現在、アフリカ最大の国際ガス生産者であり、昨年同社がアフリカ大陸で生産した燃料の90%以上がアフリカ市場向けだった。
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