イタリアは、移民問題やロシア・ウクライナ紛争の連鎖的影響など、多くの問題において湾岸諸国を主要なパートナーとみなしている。
UAE外務大臣シェイク・アブドラ・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン氏とイタリア副首相兼外務大臣アントニオ・タジャニ氏。(出典:アラブニュース) |
アントニオ・タヤーニ外相は、アラブ首長国連邦(UAE)訪問中の6月18日、次のように述べた。「湾岸諸国は、アフリカ、地中海、中東において、危機地域の安定化、不法移民の阻止、人身売買撲滅に向けた共同行動の強化において、決定的な役割を果たしています。イタリア政府は、『南半球への関心を高めつつ』戦略的な外交政策を構築しています。」
アントニオ・タジャニ副首相兼外務大臣は、上記の問題に対処する上で、湾岸アフリカ諸国の社会的、文化的、宗教的観点を理解することが極めて重要であると強調した。同時に、 同氏は今回の訪問が両国間の協力の新たな章を開くものと確信している。
移民の流入の抑制と不法移民の問題は、現在イタリア政府の最重要課題となっている。
同日、関連ニュースとして、イタリア沿岸警備隊はシチリア島南方約150海里の海上で遭難した小型船から159人の難民・移民を救助した。救助された一行には、四肢麻痺の13歳の少年と皮膚感染症の疑いのある生後18ヶ月の男児を含む約50人の未成年者が含まれていた。一行は現在、シチリア島南部の港町ポッツァッロに上陸している。
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