5月9日、ヴィンティエン村(ヴィンロック)で、ベトナム農業開発普及株式会社のJ02米品種に関する現地ワークショップが開催されました。
このモデルは、2024年春作期にヴィンティエン村トーフー村で20ヘクタールの規模で実施され、80世帯が参加しました。J02品種は日本原産で、農業遺伝学研究所によって選抜されました。ベトナム農業開発普及株式会社が独占的に生産・販売しています。
植栽時期を通して、この品種は生育期間が125日、平均草丈が90~100cm、分げつが強く、草勢が強く、耐倒伏性、耐病虫性、耐寒性に優れ、葉は濃緑色で、脱粒率が低く、空粒率が低い、生育発育が良好、適応性が広く、米質は香り高く、米質は柔らかく粘り気があり、風味豊かで美味しいことが分かりました。初期評価では、平均収量は85クインタル/ヘクタール(生米)と推定されました。
このモデルの実施期間中、ベトナム農業開発普及株式会社の職員とヴィンロック県農業サービスセンターの職員が、圃場の準備、播種、管理から収穫までの技術プロセスを直接指導しました。現在までに、このモデルは成功を収め、参加世帯から好意的な反応を得ています。実践的な評価と他の稲品種との比較により、この稲品種はより高い収量を示すことが確認されました。
J02米品種の優秀性のおかげで、2025年にヴィンロック県はヴィンロン、ヴィンホア、ヴィンティン、ヴィンアン、ニンカンの各コミューンの栽培面積を拡大する予定です。
トリン・トゥー(寄稿者)
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