韓国国防省によると、衛星は4月7日午後7時17分(現地時間、ベトナム時間4月8日)に、スペースX社のファルコン9ロケットでジョン・F・ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げ後、軌道に乗るまで約45分を要した。
韓国国防省は「海外の地上局との通信を通じて衛星が正常に稼働しているか確認する」と述べた。
これは、2025年までに5基の偵察衛星を保有し、北朝鮮の監視を強化するという韓国の計画に基づいて打ち上げられた2基目の軍事衛星だ。
韓国の2番目の国産軍事監視衛星。2024年4月7日にスペースXのファルコン9ロケットに搭載された。
聯合ニュースのスクリーンショット
聯合ニュースは4月8日、この衛星にはマイクロ波を用いてデータを収集する合成開口レーダー(SAR)センサーが搭載されており、天候に左右されずにデータ収集が可能だと報じた。残りの3機の衛星にもSARセンサーが搭載される予定だ。
2023年12月にスペースX社のロケットでカリフォルニア州の米宇宙軍基地から軌道上に打ち上げられる最初の衛星には、地球表面の詳細な画像を撮影できる電気光学センサーと赤外線センサーが搭載されている。
アナリストらによると、5基の衛星が連携して運用された場合、1度に約2時間、継続的なカバーと監視を提供できると予想される。
韓国の防衛当局は、この5基の衛星に加え、2030年までに小型・超小型の偵察衛星約50~60基の取得を進めているとされ、これらの衛星は朝鮮半島の状況を30分ごとにカバーし、データを提供することが期待されている。
韓国による最新の偵察衛星の打ち上げは、北朝鮮が宇宙偵察能力の獲得を目指す中で行われた。北朝鮮は昨年11月に初の軍事偵察衛星「万里鏡1号」の打ち上げに成功したと発表しており、今年中にさらに3機の偵察衛星を打ち上げる予定だ。
韓国軍は先週、北朝鮮北部の東倉里発射場での北朝鮮の衛星打ち上げ準備を監視しているが、差し迫った打ち上げの兆候は確認されていないと発表した。
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