12月2日から5日にかけて、ベトナム人民海軍と中国人民解放軍海軍はトンキン湾で第37回合同パトロールおよび合同捜索救助訓練を実施した。
合同パトロールには、ベトナム人民海軍から、旅団司令官ブイ・ズイ・トゥオン中佐、海軍管区第170旅団副政治委員グエン・チュン・キエン上級中佐の指揮下にある第266および第267飛行隊(旗艦は第266)が参加した。
中国人民解放軍海軍は、第18フリゲート戦隊参謀長の周延星上級大佐と、中国人民解放軍海軍第18フリゲート戦隊 政治委員の程紅波上級大佐が指揮する第18フリゲート戦隊に所属する629番と649番のフリゲート艦2隻(旗艦は629)を派遣した。
12月3日午前7時30分、両国海軍は集合場所に到着し、国際慣例に従い通信を確認し、互いに挨拶を交わした。その後、規定に基づき縦隊形、速度、距離で合同哨戒を実施し、トンキン湾境界線の両側の海域を10地点、9区間、267海里の範囲で哨戒した。合同哨戒中、合同捜索救難訓練を実施し、通常の信号、灯火、旗信号による通信を交換した。
双方の旗艦は「SAREX開始」の信号を発し、続いて双方は赤色信号弾を3発発射した。模擬目標を投下し、遭難船の位置、状況、水文気象状況を相互に報告し、捜索救助計画について合意した。約30分間の捜索の後、第266飛行隊と第267飛行隊は模擬目標を発見し、中国人民解放軍海軍に通報した。双方は予定より早く模擬目標を帰還させ、合同捜索救助訓練を終了した。
両海軍の合同パトロールは年2回実施されており、伝統的な友好関係と隣国協力の発展に貢献し、両海軍間の相互理解と信頼を深めるとともに、トンキン湾の安定、安全、秩序を維持し、経験を共有し、海上捜索救助活動における連携能力を向上させています。第37回合同パトロールは双方が策定した計画に沿って実施され、人員と技術設備の安全を万全に確保しました。
ソース
コメント (0)