漏洩した会話の中で、ドイツ空軍将校らは、タウルスミサイルシステムをウクライナに移送する可能性や、クリミア半島とロシア領土を結ぶケルチ橋を標的にする可能性について話し合った。
ドイツのオーラフ・ショルツ首相は、この漏洩を「非常に深刻な問題」と呼び、土曜日にローマを訪問した際に「今後、非常に慎重に、徹底的に、そして迅速に調査を行う」と約束した。
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、この漏洩を「非常に深刻な問題」と呼んだ。写真:グリエルモ・マンジャパネ/ロイター
ドイツ国防省の報道官はCNNに対し、録音が本物であることを確認した。「我々の調査によると、空軍部門での会話が漏洩した。ソーシャルメディアで流布されている録音や文書に改変が加えられたかどうかは、現時点では断言できない」
音声による議論は、ウクライナへのドイツ空軍支援の提供と、ウクライナがこれらのシステムをどのように活用できるかを中心に展開された。
ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は、38分間の会談はドイツがロシアに反対していることを示していると主張した。ケルチ橋は、ロシアとの紛争を通じてウクライナの標的となってきた。
録音では、警官たちがタウルスミサイルでケルチ橋を攻撃する可能性について話し合っているのが聞こえ、そのうちの一人は、タウルスミサイルは難しい標的ではあるが橋に到達する能力があると述べている。
ロシアは録音について説明を求めていると述べた。「ドイツに説明を求める。ドイツは速やかに説明しなければならない。質問への回答を回避しようとするいかなる試みも、罪を認めたものとみなされる」と、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は金曜日、自身のテレグラムチャンネルで述べた。
マイ・アン(CNN、ロイター、TASSによる)
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