チェコのペトル・パベル大統領は2月17日、ドイツで開催されたミュンヘン安全保障フォーラムでの演説で、ウクライナへの武器支援の重要性を強調した。
2月15日、アヴディーイウカ石炭化学工場から煙が立ち上る。(出典:ゲッティ) |
パベル氏は、チェコ共和国はデンマーク、オランダ、カナダを含む北大西洋条約機構(NATO)のパートナー諸国と協力して、第三国からの物資を含む必要な装備と弾薬をウクライナに供給していると述べた。
パベル大統領は、今後数週間のうちにウクライナ向けに155mm砲弾50万発と122mm砲弾30万発を購入する方法を模索していると述べたが、そのためには資金が必要であると指摘した。大統領は、米国、ドイツ、スウェーデンなどのパートナーから財政支援を求める意向を示した。
この取り組みは、欧州の同盟国がウクライナへの砲弾供給の増強に取り組んでいる中で実施された。ウクライナは3月に約束した100万発の砲弾のうち、約60万発を受け取る可能性があると報じられていた。2月7日、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は、EUの防衛産業の生産能力を40%増強すると発表した。これにより、ウクライナは2024年末までに100万発以上の砲弾を受け取ることができる可能性がある。
関連して、2月18日、ウクライナ空軍のミコラ・オ・メアチュク司令官は、同国軍が夜間にロシアが発射した攻撃用ドローン12機とKh-59巡航ミサイル1機、SU-34戦闘爆撃機1機を破壊したと発表した。
2月17日、ウクライナ軍司令官オレクサンドル・シルシキーは、数ヶ月にわたるロシア軍の攻撃を受け、キエフ軍が包囲を逃れるためアフディーイウカから撤退したと発表した。これは、2023年5月にモスクワ軍がバフムート市を占領して以来、モスクワにとって最大の前進となった。
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