ロイター通信によると、NATO前事務総長のイエンス・ストルテンベルグ氏が本日2月4日、ノルウェーの新財務大臣に就任した。
ロイター通信は、元NATO事務総長のイエンス・ストルテンベルグ氏(66)が財務大臣に任命されたことで、苦戦するノルウェー労働党主導の政権は、9月の議会選挙を前に世論調査で支持率を押し上げられる可能性があると報じた。
2月4日、ノルウェーの首都オスロにいるNATO前事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏。
ストルテンベルグ財務大臣の任命により、世界的な貿易摩擦のさなか、ノルウェー内閣には経験豊富な交渉者であり外交官が加わることになる。「このチームは困難な時期にノルウェーを率いる準備ができている」と、ノルウェーのヨナス・ガール・ストア首相は、新内閣がハーラル国王と会談した後、王宮の外で記者団に語った。
ストルテンベルグ氏は、2000年から2001年、および2005年から2013年までノルウェーの首相を務めた。また、昨年退任するまで10年間、NATO事務総長も務めた。
NATOでは、ストルテンベルグ氏は、ドナルド・トランプ大統領が最初の任期中に同盟国の防衛費が少なすぎると不満を述べ、NATOからの米国の離脱をちらつかせたにもかかわらず、NATOを維持するようトランプ大統領を説得したことから「トランプのささやき屋」として知られている。
ストルテンベルグ氏は経済学者として教育を受け、1996年から1997年にかけて財務大臣を務めた。彼は実利的な中道派とみなされている。
ストルテンベルグ氏は2022年にノルウェー中央銀行総裁に就任する予定だったが、当時のジョー・バイデン米大統領がNATO事務総長の続投を要請したため、就任しなかった。
人口550万人の非EU加盟国で輸出主導型経済のノルウェーは、トランプ大統領がEU製品への関税導入を脅かし続ける場合、大西洋横断貿易戦争の脅威にさらされる可能性を懸念している。ノルウェーの主な輸出品は石油、ガス、魚介類である。
ロイター通信によると、ストルテンベルグ新財務大臣は本日、ノルウェー政府は自国製品への関税賦課を回避するためにあらゆる手段を講じると述べた。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/former-nato-general-secretary-stoltenberg-lam-bo-truong-tai-chinh-na-uy-185250204191730401.htm
コメント (0)