労働者代表は、2024年に地域の最低賃金を7.3%と6.48%引き上げる2つの選択肢を提案した。最低賃金の引き上げは2024年7月1日から開始される。
12月20日午前、 ハノイで国家賃金評議会が第2回会合を開き、2024年の地域最低賃金の調整について議論と交渉を継続した。
会議に先立ち、 ベトナム労働総連盟のゴ・ズイ・ヒュー副会長は、今回の会議で労働者代表が地域の最低賃金を7.3%と6.48%引き上げる2つの選択肢を提案したと述べた。最低賃金の引き上げ日は2024年7月1日からとなる。
ゴ・ズイ・ヒュー氏は、提案された2つの選択肢について説明し、これらの選択肢は、雇用主との責任分担など、多くの側面を考慮した経済・社会状況の評価に基づいて提案されたと述べた。
ベトナム労働総連合の副会長は、現在の社会経済状況は改善の兆しを見せており、年末には企業の受注が増加しており、世界全体の状況から見ても全体的な成長はより良好であると述べた。
2024年7月1日からの賃上げについて、組合代表は、遅延も労働者への補償として賃上げが必要となる要因の一つであると指摘した。また、公共部門の賃上げと同時に地域最低賃金も引き上げられることで、両部門の整合性が確保される。
2024年に地域最低賃金を引き上げることの必要性には同意しているものの、ベトナム商工連盟(VCCI)のホアン・クアン・フォン副会長によると、引き上げ額については関係者全員による交渉、協議、そして調整が必要だという。具体的な引き上げ額を決定するには、関係機関が消費者物価指数、生産能力、賃金支払いなど、様々な条件をバランスよく考慮する必要がある。
フォン氏は、国内外の市場は依然として厳しい状況にあり、特に輸出企業にとって厳しい状況にあると強調した。さらに、国際情勢はサプライチェーンにも影響を与え、受注や雇用の減少につながっている。多くの企業が依然として市場から撤退している。
企業代表者らはまた、困難にもかかわらず、給与調整は避けられないと断言した。雇用を維持することに加え、企業は事業の持続性と支払い能力に基づいて、従業員の給与制度の調整も検討する必要がある。
(ベトナム+)
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