VNDIRECT証券のマクロ・市場戦略部長、ディン・クアン・ヒン氏は、ラオ・ドン紙の取材に対し、株式市場は予想以上に好調な取引週(1月15日から19日)を経験したと評価した。株価指数の上昇は、国会からの好材料によるものだ。国会が待望されていた2つの重要法案、土地法(改正)と信用機関法(改正)を承認したことが、市場上昇のきっかけとなった。
その結果、BID、CTG、VCBといった国有銀行を筆頭に、銀行株は上昇モメンタムを継続しました。小売、鉄鋼、不動産といった他の銘柄グループでも上昇モメンタムが見られる中、キャッシュフローもプラススプレッドを拡大しました。これは前週と比べて明るい材料となりました。同時に、外国人投資家もここ数営業日、買い越しを続けています。
ヒン氏は、「全体として、市場の上昇基調は反転の兆候を見せていない。さらに、2023年第4四半期の業績は徐々に明るい兆しを見せており、キャッシュフローの活力を維持し、銘柄グループ間のローテーションを通じて市場の上昇基調を維持するのに役立つだろう」と述べた。
専門家は、最近の銀行業界の波に乗り遅れた投資家は、不動産株(改正土地法の成立で恩恵を受けている)や証券株(第4四半期の業績が好調)など、好材料はあるものの株価が大きく上昇していない銘柄群への投資を徐々に検討すべきだと強調した。
ドラゴンキャピタル証券会社(VDSC)の分析チームは、キャッシュフローが依然として市場を支えようとしていることを明らかにしました。しかし、週の最終取引におけるキャッシュフローの急激な増加と不均一な配分により、次の取引セッションでは混乱や変動が生じる可能性があります。
「市場は下落局面でも引き続きサポートを受け、今後上昇トレンドを拡大するチャンスはまだ残されている。次に注目すべきレジスタンスゾーンは1,200ポイント付近だ。現在、サポートゾーンから良好なシグナルを示している銘柄を選び、短期的な価格上昇を期待して買い増しすることが考えられる」とVDSCは分析した。
KB証券ベトナム(KBSV)によると、VN指数は1,185(±10)付近の予想ターゲットゾーンに向けて上昇モメンタムを維持する可能性が高い。投資家は、1,145(±5)付近と1,185(±5)付近のサポート/レジスタンスゾーンで低い割合で、双方向に柔軟に売買できる。
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