警察によると、月曜日(1月15日)、1万人以上の農民がドイツの首都ベルリンに流入したため、ブランデンブルク門に通じる道路はトラックやトラクターで渋滞した。
オラフ・ショルツ首相率いる連立政権が財政危機の克服に苦戦する中、全国でさらなる抗議活動が計画されている。公式データによると、ドイツ経済は昨年、新型コロナウイルス感染症のパンデミック開始以来初めて縮小した。
ドイツの農民たちは1月11日、フランクフルトで農業用車両への税制優遇措置の廃止に抗議した。写真:CNN
ハンブルク、ケルン、ブレーメン、ニュルンベルク、ミュンヘンなど東西の都市で大規模な道路封鎖が広がり、最大2,000台のトラクターが抗議活動に参加している。
都市部以外では、ドイツの高速道路も抗議者の標的となり、深刻な交通混乱を引き起こした。
農業に対する減税の削減を含むショルツ氏の緊縮財政計画に対し、農家は怒りを露わにしている。
「政府は私たちの声に耳を傾けず、農家だけでなくこの国のすべての人々を傷つけるような規制を作っています」と、ベルリンでリューゲン島で抗議活動に参加している農家のマーティンさんは語った。「ここに立っている農家の皆さんは皆、生活の糧を心配しています…」と、西ポメラニア州の農家スティーブンさんは言った。
ショルツ財務相率いる政権は12月、2024年度予算案に突然の変更を加え、1月4日に補助金削減計画の一部を修正したことで、反発を招いた。
ドイツの極右政党AfDは、今週の抗議活動で存在感を増している。トラクターの中には、「農民第一」や「ドイツには新たな選挙が必要だ」と書かれたAfDのポスターが貼られたものもあった。
マイ・ヴァン(CNNによると)
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