(ダン・トリ) - 歌手のナム・クオンさんは40歳になり、すでに3つの大学の学位を取得しているにもかかわらず、 ハノイ演劇映画大学で修士号の取得を目指し続けている。
番組「Youth Celebration 2024」にゲスト出演したナム・クオンは、歌手のイメージとは裏腹に、普段の生活についてほとんど明かさなかった。ナム・クオンは、若い頃は様々な仕事を経験してきたと語った。歌手として知られるようになる前は、ドラマや映画俳優として専門的に訓練を受けていた。俳優になったのは、音楽院に入学できなかったことがきっかけだったことは特筆に値する。「ソルフェージュや音楽理論といった正式な音楽教育は受けておらず、歌い方しか知らなかったので、当時は半分くらいしか理解していませんでした。本当に残念です」とクオンは明かした。 

「Youth Memories 2024」のゲストとして出演したナム・クオン(写真:キャラクター提供)。
ナム・クオンは演技を学びながらも情熱を燃やし、独自の方向性で歌の道を歩み続けました。その不屈の精神により、1985年生まれのこの歌手は、2009年から2010年にかけて数々のヒット曲を発表し、音楽ファンを魅了しました。音楽で成功を収めた後、2021年に俳優界に復帰し、多くの人々を驚かせました。舞台『ホワイトブラウス』の主演で、2021年全国演劇祭で高い評価を得ました。「祖父母から『九つの職業より九つの職業で一つの職業』と言われていたので、最初は他の職業は歌手という本業を補う程度にしか考えませんでした。しかし、歌手としてのキャリアのピークを迎えた時、映画や演劇の世界に戻り、芸術的な人生を豊かにしたいと思いました」とナム・クオンは語りました。ナム・クオンは3つの大学の学位を所有している(写真:キャラクターのFacebook)。
男性歌手は、功労芸術家のチン・キム・チ氏と演出家のフー・ティエン氏を「恩人」と呼び、舞台に復帰させ、興味深い役を与えてくれたと語った。歌と演技に加え、映画・テレビ演出、文化経営、英語の3つの学位を取得していることを明かし、皆を驚かせた。40歳になった今も、ハノイ演劇大学で映画・テレビの修士号取得を目指して勉強を続けている。「自分の能力を制限せず、もっと自分の声に耳を傾けてください。これが私の思い出を通して観客に伝えたいメッセージです」と彼は語った。番組「Youth Memories 2024」は、3月9日午後7時15分からVTV9チャンネルで放送される。
コメント (0)