ブラジルは米国を追い抜き、世界最大の綿花輸出国になる見込みだ。(出典:Bilyonaryo) |
「米国の収穫量が引き続き悪化すれば、ブラジルは簡単に米国を追い抜く可能性がある」とブラジル綿花生産者協会のグスタボ・ビガノ副会長は新華社に語った。
ブラジルと米国は「基本的な統計では互角だ」と彼は述べた。「今シーズン、ブラジルが世界最大の輸出国になる可能性もある」
米国とブラジルは世界最大の綿花輸出国の一つであり、世界の供給量の半分以上を占めています。米国は2023~2024年度に1,250万俵の綿花を輸出すると予想されていますが、テキサス州の干ばつの影響でその数は減少する可能性があります。
その結果、ブラジルは今シーズン1125万俵の輸出を見込んでおり、世界最大の輸出国になる可能性がある。
さらに、ヴィガノ氏は、アメリカの綿花の品質は近年干ばつのせいで「良くない」のに対し、ブラジルの綿花は降雨量のおかげで「非常に良い品質」であると評価した。
米国の綿花収穫量は記録上最悪をわずかに上回る程度で、生産量の約40%が干ばつ被害を受けた地域から来ており、その中には今年記録上2番目に暑い夏となったテキサス州のほぼ全域も含まれる。
「多くの(ブラジルの)農家は来年綿花の栽培面積を増やしたいと考えている」とヴィガノ氏は付け加えた。「ブラジルは供給を使い切ることはできないので、輸出を増やすことになる」
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