Gizmochinaによると、@negativeoneheroというユーザーXが、GeekbenchにおけるA18 ProのマルチコアスコアはA17 Proより10%程度しか高くないと予想されるとツイートしたそうです。具体的には、A18 ProのGeekbench 6におけるシングルコアスコアは約3,500ポイントであるのに対し、マルチコアは約8,200ポイントに低下しています。ちなみに、A17 Proチップを搭載したiPhone 15 ProのGeekbenchスコアは、シングルコアが2,906ポイント、マルチコアが7,231ポイントです。
A18シリーズは今年のiPhone 16シリーズに搭載されるチップラインとなります。
もしこれが正しければ、Androidユーザーにとって朗報となるでしょう。Snapdragon 8 Gen 4のマルチコアスコアは10,628ポイントに達すると予想されており、M3チップの性能に迫る数値です。一方、MediaTekが開発中のDimensity 9400チップのマルチコアスコアも11,000ポイントを超えています。
しかし、Appleのモバイルチップの強みはシングルコア性能にあるため、一部のアナリストは、iPhoneメーカーがA18 Proのマルチコア性能を意図的に弱め、搭載デバイスの全体的なバッテリー寿命を向上させた可能性があると考えています。
これまでの報道では、iPhone 16と16 PlusにはA18 Bionicチップが、iPhone 16 Proと16 Pro MaxにはA18 Proチップが搭載されるとされています。このシリーズのチップにおける最大の変更点は、「アップグレードされたニューラルエンジン」の採用です。これにより、iPhone 16シリーズの人工知能(AI)パワーと機械学習性能が大幅に向上します。また、AppleはSiri、ショートカット、メッセージ、Apple Musicなどにも、一連の新しい汎用AI機能を提供する予定です。
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