最近、環球時報は国際教育研究所(IIE)の調査結果を引用し、米国に留学するインド人留学生の数が過去15年間で初めて中国を上回ったと報じた。
アメリカの大学の卒業式に出席した中国人学生たち。(出典: AFP) |
具体的には、2023~2024年度には、米国で学ぶインド人学生は331,602人で前年比23%増加し、中国人学生数は4%減少して277,398人となる見込みだ。
専門家らは、中国人留学生数の減少は、敵対的な 政治情勢、米国の安全保障上の懸念、中国での機会の拡大によるものだと指摘している。
中国社会科学院の研究者、陸翔氏は、2018年から中国人留学生や学者を標的にしてきた「米中イニシアティブ」が主な理由の一つだと述べた。このイニシアティブは2022年に廃止されたものの、両国間の緊張は続いている。
カート・キャンベル米国務副長官は6月、米国は中国ではなく、安全保障上のパートナーとしてますます重要になっているインドからの留学生を増やしたいと述べた。中国の学者によると、米国は世界最大の人口を抱えるインドを、将来的に中国に対する潜在的なカウンターウェイトと見なしているという。
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