ロシア連邦捜査委員会によると、3月23日午後(ベトナム時間)の時点で、ロシアの首都モスクワにあるショッピング・舞台芸術センター「クロッカス・シティ・ホール」内のコンサートホールで発生した襲撃事件で、死者は115人、負傷者は少なくとも145人に達した。この血なまぐさい襲撃事件の後、事件に直接関与した4人を含む11人が逮捕された。
委員会はテレグラムに投稿した声明で、「現在、115人の死亡が確認されている。死者数は増加する可能性がある」と述べた。同時に、ロシア連邦保安庁(FSB)はウラジーミル・プーチン大統領に対し、血なまぐさい襲撃事件の後、事件に直接関与した4人を含む11人が拘束されたと報告した。
ロシアのニュースサイト「バザ」が3月23日に報じたところによると、今回の攻撃を実行した6人のテロ容疑者のうち4人の身元が判明した。容疑者4人は全員タジキスタン国籍で、ナスリディノフ・マフマドラスル(37歳)、イスモノフ・リヴォジディン(51歳)、サフォルゾダ・ショヒンジョン(21歳)、ナザロフ・ズスタム(29歳)の4人である。
FSBによると、容疑者4人は3月23日朝にロシアとウクライナの国境に接近中に拘束され、ウクライナ側と接触していた。FSBによると、襲撃は綿密に計画されたものだった。ロシアは現在、更なる共犯者の特定に向けて更なる調査を行っている。
タス通信は同日、クレムリンの発表を引用し、ロシアのプーチン大統領とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が電話会談を行い、テロとの戦いで協力する用意があることを確認したと伝えた。
TASS通信によると、火災により1万2900平方メートルが焼失し、屋根の一部が崩壊した。ロシアの捜査当局は、テロリストが観客席で銃を乱射した後、可燃性液体を使って放火したと述べている。
この悲劇を受けて、モスクワの劇場は公演を中止し、映画館や美術館は閉鎖され、いくつかの大学は土曜日の授業を休講すると発表した。モスクワの空港や鉄道駅では警備が強化された。
モスクワのVNA特派員は、ロシア駐在ベトナム大使館領事部部長兼コミュニティー担当副部長のヴー・スアン・ヴィエット参事官にインタビューを行った。同参事官はベトナム国民の保護活動に直接携わっている。ヴー・スアン・ヴィエット参事官は、今回の攻撃によるベトナム人の犠牲者に関する情報は現時点ではないと述べた。
カーン・フン
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