中国のユーラシア担当特使、李輝氏は、3カ国を「グローバル・サウス」の代表であり、「世界平和を促進する重要な勢力」と呼び、中国の見解を反映させた。「3カ国はロシアとウクライナ両国と連絡を維持し、対話と交渉を通じて危機を解決することに尽力している」と特使は述べた。
中国のユーラシア担当特使、李輝氏。写真:AP通信
中国とブラジルはこれまで、ウクライナとロシア両国との和平会議を呼びかけ、戦場を拡大しない共同和平案を提示してきた。
中国とロシアは、6月にウクライナがスイスで主催した和平会議に出席しなかった。ロシアは招待されていなかった。中国が出席を断念したのは、まさにロシアが招待されなかったからである。
李慧氏はまた、ウクライナに対する西側諸国の支援を批判した。「西側諸国が、ウクライナが支援する兵器を用いてロシア領土を攻撃するための条件を緩め続けていることを、各国は懸念している。」
米国とNATOは、ウクライナ戦争において中国がロシアを支援していると非難している。先週、米国はロシアとの取引疑惑を理由に複数の中国企業に対する制裁を拡大した。中国はこれらの疑惑を否定している。
カオ・フォン(AP通信)
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