ロシアの刑務所
ロシア人科学者アナトリー・マスロフ氏(76歳)に対する刑事裁判は6月1日に開始される予定だ。タス通信によると、2022年6月27日の逮捕当時、マスロフ氏はロシア科学アカデミーシベリア支部理論応用力学研究所(ITAM)の研究主任だった。
マスロフ氏はモスクワのレフォルトヴォ拘置所に移送された。タス通信は関係筋の話として、同氏が極超音速ミサイル研究に関する機密情報を漏洩した疑いがあると報じた。ロシア連邦保安庁が、この事件を裁判にかける前に捜査する。
マスロフ氏と他の2人の同僚、ヴァレリー・ズヴェギンツェフ氏、ITAMディレクターのアレクサンダー・シプリユク氏は、全員反逆罪で逮捕された。
ロシアの極超音速ロケット科学者3人が「非常に重大な容疑」に直面
3人とも、ロシアの次世代ミサイル開発の重要分野である極超音速技術の専門家だ。
サンクトペテルブルクの裁判所によると、マスロフ氏の裁判は「極秘」とされており、メディアや一般公開はされていない。マスロフ氏の拘留期間は11月10日まで延長された。
3人の科学者が国家機密を中国に漏らしたとして逮捕されたとの憶測について、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は本日5月24日、モスクワは科学者らが中国のために働いていた証拠を発見していないと述べた。
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