ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は10月28日、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領に弔意を表するメッセージを送った。カラガンダ州の炭鉱火災で数十人が死亡、負傷した惨事について哀悼の意を表した。
カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は、10月28日に死亡した炭鉱労働者の遺族に哀悼の意を表し、10月29日を国民追悼の日と宣言した。(出典:ラジオ・フリー・ヨーロッパ) |
事故直後、プーチン大統領はカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領に弔電を送り、亡くなった炭鉱労働者の家族に哀悼の意と支援を伝えると申し出た。
プーチン大統領は犠牲者の早期回復を祈った。電報には、「カラガンダ州の炭鉱事故による悲惨な結果に対し、心よりお悔やみ申し上げます。…まだ坑内にいる炭鉱労働者の救出を願っております」と書かれていた。
カラガンダ州非常事態局によると、10月28日(現地時間)末現在、アルセロール・ミッタル・テミルタウ合資会社が所有するコステンコ鉱山で28人の死亡遺体が発見された。
アルセロール・ミッタル・テミルタウ社の発表によると、「252人の鉱夫のうち、208人が救出され、そのうち18人が医療処置を求めています。まだ23人の鉱夫が地下にいます。28人の遺体が発見されました。救助活動は継続中です。」
カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は、インドのアルセロール・ミタル・グループが出資するカザフスタン最大の鉱業会社、アルセロール・ミタル・テミルタウとの投資協力の停止を直ちに命じた。また、トカエフ大統領は10月29日を国民追悼の日と宣言した。
これは、カザフスタンのアルセロール・ミタル鉱山における今年2件目の死亡事故であり、8月には同じ地域の鉱山で5人の鉱夫が死亡している。資源豊富な中央アジアのカザフスタンにおけるアルセロール・ミタルの操業は、当局から安全・環境規制の違反を頻繁に非難されてきた。
カザフスタンの統計によれば、2006年以来、アルセロール・ミッタル鉱山では100人以上が死亡している。
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