AFP通信によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアでのBRICS首脳会議に出席したアントニオ・グテーレス国連事務総長のウクライナ訪問を拒否した。
今週、世界の指導者たちは第16回BRICS首脳会議のため、ロシアのカザンに集結した。国連事務総長報道官は、BRICS諸国が世界人口のほぼ半数を占めていることから、この会議は国連の活動にとって「極めて重要」であると述べた。
アントニオ・グテーレス国連事務総長とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。(写真:ロイター)
「事務総長がG7やG20など多数の重要な加盟国が参加する組織の会合に出席するのは慣例となっている」と報道官は述べた。
ウクライナ大統領府の高官は、国連事務総長のロシア訪問がキエフで激しい怒りを引き起こしたと明らかにした。
「カザン会議後、グテーレス事務総長はウクライナ訪問を希望したが、ゼレンスキー大統領は訪問を認めなかった。そのため、国連事務総長はここにいない」と、匿名を条件に情報筋は述べた。
第16回BRICS首脳会議は、グテーレス事務総長にとって2年以上ぶりのロシア訪問となった。グテーレス事務総長は、この会議に出席した各国首脳と複数の二国間会談を行った。
会議最終日の10月24日夜、ロシアのプーチン大統領と国連事務総長は非公開会談を行った。会談の目的は、ウクライナや中東の危機のほか、世界情勢や国際金融システムに関する問題の解決だとみられている。
同日、グテーレス事務総長はBRICS首脳会議の全体会合で演説を行い、ウクライナにおける「公正な平和」と、ガザ地区およびレバノンにおける即時停戦を求めた。
ウクライナ外務省は、グテーレス事務総長が今年スイス主催のウクライナ「平和会議」を欠席したことを想起し、ロシア訪問の決定を批判した。
「これは間違った選択だ。平和という目標の達成に繋がらないからだ。国連の評判を傷つけるだけだ」とウクライナ外務省は述べた。
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出典: https://vtcnews.vn/ong-zelensky-khong-cho-tong-thu-ky-lien-hop-quoc-toi-ukraine-ar903940.html
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