2018年、潜水艦USSアナポリスが南カリフォルニア沖でトマホーク巡航ミサイルを発射した。このミサイルの改良型は2024年から米国の潜水艦に装備される予定だ(写真:米海軍)。
通常は対地攻撃兵器として使用されるミサイルであるトマホークの「海上攻撃」バージョンは、2024年10月1日以降に配備される予定であると、ブルームバーグはトマホーク計画の責任者であるジョン・ハーシー大佐の言葉を引用した。
これらはロサンゼルス級とバージニア級潜水艦に配備され、最大12発のトマホーク対地攻撃ミサイルを搭載できます。バージニア級潜水艦の一部の型では、最大40発のトマホークミサイルを搭載できます。
最新型のトマホークには、新たな誘導システムが搭載され、「海上の移動目標への攻撃」が可能になるとハーシー氏は述べた。海軍は昨年、試験用に最初のバージョンを受領し、その後、実戦投入可能と宣言している。
米国のトマホークミサイルが初めて戦場に登場したのは、1991年の湾岸戦争の初期のイラクであった。
新型トマホークの導入により、米国の増強中の対艦ミサイル兵器に潜水艦発射魚雷と並んで中国の数的優位に対抗する能力が加わることになる。
米海軍も水上艦艇に上記兵器を装備する計画だが、水上艦艇は中国の陸上および海上配備型対艦兵器に対して依然として脆弱である。
トマホークの潜水艦配備のスケジュールは、国防総省がインド太平洋地域に数千機の無人機を配備する計画とほぼ一致している。「レプリケーター」と呼ばれるこのプログラムは、2025年2月から8月の間に大規模に配備される予定だ。
国防総省は中国の軍事力に関する最新の評価で、中国海軍は370隻の水上艦艇と潜水艦を保有しており、うち140隻以上は大型水上戦闘艦であると述べた。米海軍は291隻の艦艇を展開できる。
中国海軍は主に潜水艦と近代的な多目的艦艇を運用している。昨年は3隻目の航空母艦となるCV-18福建が進水した。
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