RTは1月28日、ロシアのネヴィノムイスク市のミハイル・ミネンコフ市長の言葉を引用し、人口約11万7000人のネヴィノムイスク市で毎年わずか700人ほどしか生まれていないという事実は不満足だと強調した。
ミネンコフ市長によると、人々が子供を産みたくない理由は様々で、「十分な収入がないという思い込みや、自分のために生きたいという願望」などが挙げられる。しかし、ミネンコフ市長は、低出生率は社会の「退化」への道であると警告した。
ロシアの妊婦
ネヴィノムイスクには明らかに700人以上の「健康で有能な母親」がいるとミネンコフ氏は強調した。
「男性たちに話したい。今夜、愛する人たちと会いましょう。そうすれば、ちょうど9ヶ月後に700人ではなく1万人の子どもが生まれるでしょう」とミネンコフ氏は1月24日、自身のテレグラムチャンネルに投稿した動画で述べた。また、出生率を上げるには「人々は寝るでもなく、食べるでもなく、飲むでもなく、愛するべきだ」と強調した。
3人の子供を持つミネンコフ市長は、自身の訴えが「おかしく聞こえる」と認めたが、より多くの子供を世に生み出すことによる社会の発展が「私たちの街、私たちの地域、そしてロシア全体の主要な発展計画」であると強調した。
これに先立ち、ロシアの国営統計局ロススタットは今月、2023年1月から11月の間にロシアで生まれた人の数は116万人で、2022年の同時期と比べて19.3%減少したと報告した。
ロシア統計局は2046年の人口予測も発表した。最も楽観的なシナリオでは、ロシアの人口は2046年までに459万人増加し、1億5087万人に達すると予測されている。一方、悲観的なシナリオでは、ロシアの人口は2046年までに1540万人減少し、1億3060万人に達する可能性があるとRTは報じている。
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