ビンズオン省におけるJICAと川崎フロンターレFC(日本)とのパイロット協力事業の一環として、ベカメックス東急株式会社が6月17日にスポーツフェスティバルを開催した。
イベント参加者は杖歩行を体験します。 |
ベトナムと日本の外交関係樹立50周年(1973年~2023年)を祝う一連のイベントの一環として開催されたこのスポーツフェスティバルには、120名が参加しました。サッカー教室、杖歩行、体操、陸上競技、チアリーディング、算数と子どものための運動を組み合わせたクラスなど、様々なプログラムが実施されました。また、幅広い年齢層の参加者から好評を得ました。
日本の東急グループとベトナムのベカメックスIDCグループの合弁会社であるベカメックス東急は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の川崎フロンターレフットボールクラブと提携し、ビンズオン省に川崎フロンターレフットボールスクールを設立した。
子どもたちはチアリーディングのクラスに参加しました。 |
このイベントは、ベトナムで日本のプロサッカークラブが設立した初のサッカートレーニングスクールであり、地域や社会に積極的に貢献する活動を行っている川崎フロンターレサッカースクールの先駆的な役割と着実な発展を示すものです。
この度、JICAはJリーグと連携し、社会課題の解決と持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、日本で実施している活動を海外のサッカートレーニングスクールに展開するとともに、Jリーグクラブによるサッカートレーニングスクールの運営に関する実現可能性調査を実施しました。
子どもたちと親子がサッカー体験教室に参加します。 |
ビンズオン省は、JICAが川崎フロンターレクラブと協力し、上記調査活動の枠組みの中で最初のプロジェクトを実施している地域です。本プロジェクトでは、2022年9月から2024年3月まで、川崎フロンターレサッカースクールを通じた社会貢献活動を実施します。この協力により、プロジェクト終了後も川崎フロンターレクラブが自立して社会貢献活動を継続していくことが期待されます。
子どもたちが数学の練習授業に参加しています。 |
ビンズオン省はホーチミン市を中心とする主要経済圏に位置しています。JICAは、公共交通機関を中心とした都市開発事業、上下水道システムの改修、廃棄物処理熱を利用した発電所の建設など、住民にとって不可欠なインフラ整備を通じて、ビンズオン省の都市環境改善を支援してきました。
本調査による支援は、日本の民間企業の都市開発モデルを参考に、スポーツ活動を通じて社会課題を解決することで、ベトナムにおいて官民連携による都市開発モデルを形成するものです。
子どもたちは陸上競技の授業の活動に参加しました。 |
JICAは、ベカメックス東急および川崎フロンターレとの協力事業を通じて、今後もスポーツの持つ価値を広め、ベトナムの持続可能な社会経済発展とコミュニティに根ざした都市開発に貢献していきます。
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