目撃者らは、10月3日午後4時半頃、タイの首都中心部にある高級ショッピングモール「サイアム・パラゴン」で銃声が鳴り響き、混乱した様子を語った。
バンコク銃撃事件の容疑者が取り締まりを受けている様子。写真:ロイター
トルサック・スクウィモル国家警察長官は記者団に対し、ショッピングモールでの銃撃事件で中国人とビルマ人の女性2人が死亡したと述べた。14歳の容疑者は拘束されているが、精神状態のため尋問はできないと述べた。
「容疑者はラジャヴィティ病院に入院している精神病患者で、薬は服用していない」と警察は述べた。「容疑者は、まるで誰かに何をすべきか、誰を撃つべきか指示されているかのように話していた」
エラワン緊急センター所長のユタナ・スレタナン氏は記者団に対し、銃撃された人のうち1人を除いて全員が女性だったと述べた。スレタ・タヴィシン首相は犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、状況を注視していると述べた。
サイアム・パラゴンからわずか数メートルのところにある私立学校「ザ・エッセンス」は、容疑者が同校の生徒の一人であることを確認し、被害者の家族に哀悼の意を表した。
タイのメディアで拡散されている防犯カメラの映像には、銃撃犯が逮捕される瞬間が映っており、2人の警察官が家具店の窓から銃を向けている様子が映っている。警察官がガラスのドアを叩き壊し、急いで容疑者に手錠をかけると、犯人は両手を上げて床にひざまずいた。
その後、ソーシャルメディアで広く共有された2本目の動画には銃撃犯の顔が映っていた。銃撃の動機については今のところ明らかにされていない。
このショッピングモールの銃撃事件は、この地域で最も銃の所有率が高い国の一つであるタイの銃規制について新たな疑問を提起することになるだろう。
チュンキエン(AFP通信による)
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