ジョコビッチは2024年全豪オープンで4セット連勝を続け、セルビア人選手は24歳のアレクセイ・ポピリンを6-3、4-6、7-6(4)、6-3で3時間12分かけて破った。
ジョコビッチはオーストラリア人選手に対して13勝1敗の戦績を誇っているが、ポピリンは世界ランキング1位との対戦を恐れていない。世界ランキング43位のポピリンは、ディフェンディングチャンピオンを苦しめており、第3セットのチャンスを活かせていれば、試合の結果を変えることもできたかもしれない。
ジョコビッチは全豪オープンで30連勝中だ(写真:ゲッティ)。
ジョコビッチは試合後、「ポピリンが簡単なフォアハンドをミスし、僕が危機を逃れたのは幸運だった。1セット半は彼の方が優勢だったが、タイブレーク以降は流れが変わった」と語った。
ポピリンは第1セット、ジョコビッチを猛烈に追い詰め、自信に満ちたスタートを切った。地元出身のポピリンは第4ゲームと第6ゲームでブレークポイントを守り続け、ジョコビッチにプレッシャーをかけ続けたが、ジョコビッチも依然として堅実なプレーを見せた。第1シードのポピリンは第8ゲーム(5-3)でブレークに成功し、流れを変え、6-3で勝利を収めた。
第2セットでは、ポピリンは第4ゲーム(3-1)でブレークを果たし、すぐに優位に立った。その後も2ゲーム差を広げ続けたが、第9ゲーム(4-5)を落とし、勝利のチャンスを逃した。しかし、ジョコビッチは第10ゲームで調子を落とし、相手に6-4で勝利のチャンスを与えてしまった。
ポピリンはジョコビッチと対戦しても恐れを知らない(写真:ゲッティ)。
第2セットの勝利でポピリンは自信を深め、第3セットでもジョコビッチに追い詰められる展開となった。第10ゲーム、40-0とリードしたポピリンは勝利のチャンスを迎えたものの、残念ながらそのチャンスを活かすことができなかった。結果として、ジョコビッチは合計4つのセットポイントをセーブし、見事にゲームを防衛した。
第2セットはタイブレークに突入したが、ジョコビッチは豊富な経験と自信に満ちたプレーで7-4で勝利し、2-1とリードを奪った。第3セットで勝利のチャンスを逃したことで、ポピリンは精神的に少し動揺した。
ジョコビッチは第6ゲームをブレークし、第4セットを4-2でリードした。その後、ホームのジョコビッチは追い上げを試みたものの、ジョコビッチは勝利のチャンスを逃さず、サービスゲームを失わずに6-3で勝利を収め、試合を締めくくった。
ジョコビッチ選手はラリーでポイントを獲得し、喜びを表現している(写真:ゲッティ)。
「コート上では複雑な感情が渦巻いていました。今日の雰囲気は、私にとってプレーするにはあまり良いものではありませんでした」とジョコビッチはユーロスポーツに語った。セルビア出身のジョコビッチは、地元ファンの熱狂的な反応に憤慨したが、ジョコビッチが地元選手と対戦するとなると、それも無理はない。
「追いかけられるとイライラする」とジョコビッチは付け加えた。体調について聞かれると、ジョコビッチは「自分の体調を詳しく話したくはないが、ベストな状態ではない。でも、こういう状況は何度も経験している」と答えた。
ジョコビッチは直近2試合で7時間以上にわたり4セットを戦わなければならなかった。グランドスラム最多24回の優勝を誇るジョコビッチだが、普段の調子が芳しくないことは明らかだ。これは、3回戦の対戦相手であるトーマス・エチェベリーにとって、いくらか希望を与えるものとなるだろう。
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